- iPadと迷っているけど、Kindle Scribeを選ぶ意味ってあるの?
- Kindleが大きくなっただけで、できることはどう変わるの?
Kindle Scribe(スクライブ)は高価なので、購入するのに躊躇してしまいますよね
この記事では、10年以上前からKindleを愛用してきた私がKindle Scribeを実際に使って、良かったこと、残念な点、おすすめのモデルを徹底解説しています。
この記事を読めば、Kindle Scribeを買うべきか?買わない方がいいのか、はっきりと分かります。
Kindle Scribeを買う前に知っておくべき1つのこと
Kindle Scribeを検討する際に最も重要なのは「本を読む満足感」です。
他のKindleとは2つの違いがあります。
- 大画面でマンガや図解本が快適に読める
- 手書きメモやノート機能が使える
しかし、本当の違いは機能ではありません。
それは「本を読む満足感」が根本的に変わることです。それは、単行本ではなく、ハードカバーで読む感覚と似ています。同じ本でも読書体験の質が明らかに向上します。
この一点さえ理解していれば判断は簡単です。
端末を一度購入すれば、今後読むすべてのコンテンツで満足度が上がり続ける。
これを「良い投資」と感じるかどうかが、Kindle Scribeを買うべきかの分かれ道です。
そんな満足度重視の読書体験に魅力を感じる方は、ぜひ続きを読んでみてください。
Kindle Scribeを買った目的
私が既にKindleをたくさん持っていてiPadも持っているのに、Kindle Scribeを買ったのには2つの理由があります。
- 図解本・雑誌をKindleで読みたい
- 勉強のテキスト・仕事の資料をKindleで読みたい
①図解本・雑誌をKindleで読みたい
Kindleは文字の大きさを自由に変えることができます。
そのため小説などの文字だけの本では小さい画面でも文字サイズを変えることで文字を読みやすくできます。
しかし、図解本・雑誌・マンガは文字の大きさを変えることができません。
そのため、画面の小さいKindleでは、図解本や雑誌の細かい文字や図表は見づらく、目を凝らしても読めないものがほとんどです。
Kindleで図解本・雑誌を快適に読みたい。それがKindle Scribeを買った1つ目の理由です。
②勉強のテキスト・仕事の資料をKindleで読みたい

勉強や仕事で長い文章のPDFを読む機会が増えていませんか?
しかし、従来のデバイスで以下のような悩みがありました。
- パソコン:長時間の読書には向いていない。
- iPad:液晶の画面は長時間の読書に不向き
- 小さなKindle:A4用紙を想定したPDFでは文字が小さすぎて読めない
そこでKindle Scribeなら大画面と目に優しい電子ペーパーで長時間の読書も苦になりません。
それがKindle Scribeを買った2つ目の理由です。
\大画面&電子ペーパーで長時間読書/
KindleScribeで未来が変わる
図解本や雑誌、マンガが快適に読めるか試してみた
図解本や雑誌、マンガが本当に快適に読めるのか?をiPadAir10.9インチ、Kindle Oasis(7インチ)と比較してみました。
【図解本】Kindle Scribeの圧勝

ここでの図解本とは、趣味や実用書、専門書、勉強用のテキスト、ビジネス書などを指しています。
結論、Kindle Scribeと図解本の相性は最高です。
理由は3点あります。
- Kindleは長時間の読書が可能
- 紙の図解本とほぼ同じ画面の大きさ
- 図解本はカラーがそれほど重要ではない
①Kindleは長時間の読書が可能
図解本は完読に時間がかかります。
1時間以内に完読できる本はほとんどありません。
短時間ならiPadでも良いですが、長時間になるとiPadは以下のデメリットがあります。
- 液晶の画面は目が疲れる
- SNSや通知、インターナっとなど誘惑が多い
Kindleは電子ペーパーという、紙と同じ目の負担で読める方式を使っており、長時間の読書でも目が疲れません。
それが、Kindle Scribeと図解本の相性が最高だと思う理由の1つ目です。
②紙の図解本とほぼ同じ画面の大きさ

図解本の一般的なサイズはA5判 。148㎜×210㎜(10インチ)です。
対して、Kindle Oasisで表示できる画面の大きさは108㎜×143㎜(7インチ)。
面積で比較するとKindle Oasisは紙の本の49.7%。
半分しかありません。
Kindleシリーズで大きなサイズのKindle Oasisでも半分なので、Kindle Paperwhiteなどの下位機種だともっと小さい。
読みにくくて当然です。

対して、Kindle Scribeで表示できる画面の大きさは156㎜×211㎜(10.2インチ)。
面積で比較するとKindle Oasisは紙の本の105.9%。
紙の図解本よりちょっと大きいぐらいの大きさです。
だから読みやすい。
図解本とほとんど同じ画面の大きさで文字が読みやすいこと。
それが、Kindle Scribeと図解本の相性が最高だと思う理由の2つ目です。
③図解本はカラーがそれほど重要ではない
図解本は大抵の場合、フルカラーのページは本の最初の方のページのだけです。
他のページは大体2色刷りです。
Kindleはカラーに対応していませんが、図解本ではそもそもカラーページが少ない。
それが、Kindle Scribeと図解本の相性が最高だと思う理由の3つ目です。
【雑誌】カラーで読めるiPadが一番読みやすい

雑誌はカラーで表示できるiPadとKindle Scribeの同率1位としました。
まず雑誌は紙の本自体が大きいので、端末の画面が大きくないと話になりません。
その点で、iPad Airの11インチとKindle Scribe10.2インチの2択になります。
iPadはカラーが表示できるのが強みです。
一方KindleScribeはカラー表示はできないものの、解像度は300ppiとiPadの264ppiより高い解像度です。
思った以上にKindle Scribeは雑誌が読みやすい。
Kindle Unlimitedの価値が上がる
Kindle Unlimitedの読み放題で読める雑誌は以下のようなものがあります。
それらがKindle ScribeやiPadだと快適に読むことができます。
ジャンル | 読める雑誌 |
---|---|
ビジネス・IT | Mac Fan、GoodPress、Wedge、家電批評、デジタルカメラマガジン、MONOQLO、Bigin、DIME、MonoMaxなど |
エンタメ・趣味 | ダヴィンチ、Wink Up、週刊ファミ通、POTATO、CINEMA SQUARE、ディズニーファン、月刊ザテレビジョン、Animage、声優グランプリ、アニメディア、月刊エンタメなど |
女性ファッション | GiSELe、CLASSY、steady、Oggi、VERY、Precious、non-no、CanCan、MORE、美st、mina、STORYなど |
男性ファッション | Tarzan、Safari、POPEYE、GOETHE、pen、FINEBOYS、男の隠れ家、smartなど |
女性ライフスタイル | CREA、Hanako、MAQUIA、VOCE、大人のおしゃれ手帖、フィガロジャポン、美的、きものSalon、LDK、家庭画廊、ゆうゆう、素敵なあの人など |
暮らし、料理、健康 | ESSE、オレンジページ、クロワッサン、NHK今日の料理、レタスクラブ、からだにいいこと、ハウジング、Baby-mo、毎日が発見、婦人公論、毎日が発見、Vestaなど |
総合週刊誌 | 週刊FLASH、FRIDAY、週刊ポスト、週刊東洋経済、週刊現代、ニューズウィーク日本版、週刊アサヒ芸能、女性セブン、週刊新潮、週刊エコノミストなど |
\ 1ヶ月無料で使える/
200万冊読み放題、専門書からマンガまで
【マンガ】夜に寝転びながら読めるKindle Scribeに軍配

マンガはKindle Scribeが最も読みやすい。
理由は2点あります。
- 画面の大きさが単行本の141%
- フルカラーのマンガは少ない
画面の大きさが単行本の141%

紙のマンガ単行本のサイズはB6判(128㎜×182㎜)です。
対して、Kindle Scribeは156㎜×211㎜。
紙の本よりも画面の大きさが141%。
読みやすいし、何より迫力が全然違います。
マンガの満足度が上がった。
フルカラーのマンガは少ない
フルカラーのマンガはそもそも多くありません。
そのため、カラーで表示できるiPadの優位性はあまりありません。
【小説】紙と同じ質感のKindleシリーズが圧勝

小説は、紙と同じ質感で読めるKindleシリーズが圧勝でした。
電子ペーパーのため長時間の読書でも目が疲れないし、充電なしで2、3週間持つことが魅力です。
出張でも大活躍!
※Kindle Oasisは2024年10月に製造中止になりました。
仕事の資料をKindleに読み込んで使えるか?

仕事のPDF資料を出張先に持って行くのは荷物が増えて嫌ですよね。
そんな悩みは、Kindle ScribeやiPadに全て入れれば全て解決します。
書類を紛失するリスクも皆無です。
Kindle ScribeとiPadの違いは以下の3点です。
- Kindle Scribeは2、3週間バッテリーが持つが、iPadだと1日。
- Kindle Scribeは電子ペーパーなので長時間の読書が快適。睡眠の悪影響もなし。
- Kindle Scribeは白黒のみ。iPadはカラー。
- iPadでは写真を取り込むなどの加工が容易。
私はKindle ScribeとiPad両方使っています。
それぞれに良さがありますが、テキスト中心でじっくり読みたいPDFはKindle Scribeが適しています。
PDFをKindleへ取り込む方法
PDFをPDFに取り込む方法は3つの方法があります。
- Eメールを送付して取り込む方法
- Web上にドラック&ドロップする方法
- USBをパソコンとつないで直接ファイルを入れる方法
①Eメールを送付して取り込む方法
①Kindle端末のメールアドレスを確認。
Kindle Scribe上で「Kindleの設定」→「マイアカウント」→「Send to Kindle Eメール」でKindle本体のアドレスをメモしておきます。

②AmazonのHPから送付元のアドレスの追加。
AmazonのHP→アカウント&リスト→「コンテンツと端末の管理」→設定タブ→一番下の「パーソナル・ドキュメント設定」から送付元のアドレスを追加します。

③Kindleのアドレスにメールを送る
メールアドレスにPDFなどを送ればKindle本体にデータがはいります。
②Web上にドラック&ドロップする方法
Send to Kindleのホームページにて、直接PDFなどをドラック&ドロップする方法もあります。
最大で200MBまでのファイルを送ることができます。

③USBをパソコンとつないで直接ファイルを入れる方法
USBからパソコンにつないで、直接Kindle Scribeに入れることもできます。
ダウンロードのフォルダに入れればKindle Scribeで読むことができます。
しかし、この方法で入れるとPDFに書き込みをすることができません。
取り込むことができるフォーマット
Kindle Scribeはメールできるフォーマットの多さは非常に充実していて以下のものをとりこむことができます。
PDF、DOC(ワード)、DOCX(ワード)、JPEG(写真など),GIF、PNG、Kindleフォーマット8、kindle(AZW)、TXT,HTML,PMP
iPadのメモアプリGoodNotesも同様にメールで取り込みができますが、PDFに限られます。
\ KindleScribeで趣味・勉強・仕事すべてに使える/
寝る前に読んでもぐっすり眠れる
Kindle Scribeの同梱物

本体の他に、ペン、替え芯5本、ケーブルが付いてきます。
Kindle Scribeのペンは便利?
Kindle ScribeはKindleシリーズで唯一手書きができます。
その書き心地は「素晴らしい」の一言です。
iPadもペーパーライクフィルムをつけると、それなりの書き心地になりますが、Kindle Scribeは次元が違います。
本物の紙に、滑らかなボールペンで書いているような自然な感覚を味わえます。

筆圧・傾きもしっかり感知できています。
鉛筆でギリギリまで傾けて書くと、本物の鉛筆みたいに書けます。
表現の幅が大きく広がりました。
Kindle Scribeの手書きメモで出来ること
手書きメモでは以下のようなことができます。エンドレスにかけるノートとして使うことができます。
- 横書きの本の余白にメモを残せる。
- ペン(ペン、万年筆、マーカー、鉛筆)、蛍光ペン、消しゴム、なげなわツールが使える。
- 書いたメモはメールでPDFにして送付できる。
- なげなわツールでは、書いた文字を選択して移動や大きさの変更ができる。
- 罫線や方眼などフォーマットが用意されている。
\ ペンも使える唯一のKindle/
読書の満足度の次元が変わる
どのモデルを買えばいいのか?
Kindle Scribeは「容量」「ペンの種類」によって4つのモデルがあります。
一番のオススメは「16GB、スタンダードペンのKindleScribe」です。
最も低容量で簡素なペンであるモデルをオススメする理由は以下の3点です。
- 価格が安い
- Kindleは大容量である必要性がない
- プレミアムペンのショートカットボタンは必要ない
①価格が安い
モデル | プレミアムペン モデル |
---|---|
16GB スタンダードペン | ¥47,980 |
16GB プレミアムペン | ¥51,980 |
32GB プレミアムペン | ¥54,980 |
64GB プレミアムペン | ¥59,980 |
「16GB スタンダードペン」が最もコストパフォーマンスに優れていることが分かります。
高価格帯のモデルに相応の付加価値があれば選択する意味もありますが、実際の使用体験では、その価格差に見合うメリットを感じることができませんでした。
②Kindleはそもそも大容量である必要性がない
多くの人は「容量が足りなくなるかもしれない」という不安から32GBモデルを選びがちですが、実際には16GBモデルで十分な場合がほとんどです。
- 8GBで数千冊を保存可能。そもそも32GBも必要ない。
- 万が一容量オーバーになっても読んだ本を削除すればOK。削除しても一度買った本はいつでも復活できる。
- Kindle Unlimitedは最大20冊まで同時に利用できますが、これは入れ替え制のため、実際にデバイスに保存される容量は非常に少ない。
私も32GBを選びましたが16GBで良かった。

実際に私のKindle Scribeのストレージを見ると、1.59GBしか使っていませんでした。マンガなどを96冊保存していてこの程度の使用量です。
思った以上に使ってなかった・・・
文章の本だったら1冊3MB程度。
容量の大きいマンガや実用書でも1冊だいたい39MBまでです。
仮に漫画を100冊入れても39MB×100冊=3,800MB(3.8GB)しか使いません。
通常の使い方だと16GBで十分足りるはずです。
\KindleScribeで未来を変えよう!/
紙の本より安く済む
②プレミアムペンのショートカットボタンは必要ない

Kindle Scribeはスタンダードペンとプレミアムペンを選ぶことができます。
違いはペンと反対側の消しゴム、カスタマイズ可能なショートカットボタンでペンとマーカーの切り替えなどができるかどうか。
どちらもペンはマグネットで脱着、充電不要です。
プレミアムペン モデル | スタンダードペン モデル (16GBのみ) | |
---|---|---|
価格 | ¥51,980〜 | ¥47,980 |
消しゴム | ペン先の反対側で消しゴム | なし(Kindle画面上で選択) |
ショートカット ボタン | 蛍光ペンor消しゴムの切り替え可能。 | なし |
特徴 | 別売りで購入すると¥9,980 | 別売りで購入すると¥4,980 16GBモデルのみ購入可能 |
プレミアムペンモデルとスタンダードペンモデルの価格差は4,000円です。
別売りで購入する場合、プレミアムペンは9,980円、スタンダードペンは4,980円となり、ペン単体では5,000円の差があります。
そのため、最初からプレミアムペンモデルを選択した方が1,000円お得に見えるかもしれません。
しかし、重要なのは追加機能が本当に必要かどうかです。
ヘビーユーザーとしての結論は「プレミアムペンの機能は不要」です
理由は2点あります。
- 消しゴムはアップデートで指定範囲を一度に消せるようになった。
- ショートカットボタンでマーカーを使う必要性がない。
①消しゴムはアップデートで指定範囲を一度に消せるようになった
Kindle Scribeの消しゴムは当初、擦った部分しか消すことができませんでした。
この作業は面倒で、時間がかかっていました。
しかし、指定した範囲を一度に消せるようにアップデートされ早く消す事ができるようになりました。
そうなると、そもそも擦った部分しか消せない、ペン先の反対側の消しゴムボタンもショートカットボタンに消しゴムを割り当てることも意味がなくなりました。
②ショートカットボタンでマーカーを使う必要性がない
消しゴムは、指定した部分を一度に消すアイコンを使うので、ショートカットボタンの割り当て先は蛍光ペンのみです。
しかし、蛍光ペンもボタンを選択すれば、ペン先で蛍光ペンを選択できます。
ショートカットボタンを押し続けながらしか書けないので、使い勝手が悪い。
その上、普通にペンで書いているときに、ショートカットボタンに触れてしまって蛍光ペンになってしまうことが頻発します。
以上2つの理由で、スタンダードペンで十分だと考えています。
\メモしながら読書できるKindle/
どんなコンテンツでも満足度アップが続く
買ったよかった!純正ファブリックカバー
私がKindle Scribeを買って一番心配だったのは「ペンをなくしてしまう」という事でした。
実際バッグの中でペンが外れて、バックの中を探し回ったことは何回もあります。
マグネットでしか止まっていないから、持ち運んでいたら絶対に外れてしまいます。
そこで、ペンホルダーのついているカバーを探していたところ、純正ファブリックカバーの評判が良かったため購入しました。
これは本当に良かった。
純正ファブリックカバーは値段がちょっと高いですが機能性、質感の良さから超おすすめです。
【メリット】
- ペンホルダーで紛失防止。
- 2種類の角度で読みやすい・書きやすい
①ペンホルダーで紛失防止
大きなメリットはペンをなくす不安がなくなることです。
Kindle Scribeのペンはマグネットで側面についていますが、バックに入れて移動中に外れてしまったり、紛失するおそれがあります。
このことは、SNSでも多くの方がつぶやいていました。
純正ケースはペンホルダーがしっかりしていて、紛失することを怖がらずにペンの持ち運びをすることができるようになりました。

②2種類の角度で読みやすい・書きやすい
カバーを付けると、適度な書き度で劇的に書きやすくなって使用頻度が大きくあがりました。


【デメリット】
- 価格が高い(9,980円)
- 重くなる(200g)
①価格が高い(9,980円)
価格は小さなKindleが買えるぐらいの値段です。
しかし、ペンをなくしてしまった場合は同額ぐらいの出費となります。
②重くなる
当然カバーで重くなります。
しかし、重さは気にならず逆に持ちやすくなりました。
滑りやすいKindle Scribeが手にフィットするようになったためだと思います。
\ もうペンは紛失しない/
質感・使い勝手最高 純正ファブリックカバー
セットで買えば3,000円お得!
私は本体を買った後にペンをなくしそうでペンを持ち歩くのが怖かったり、読む時に角度がつかずに使いにくかったので後からカバーを買いました。
ほとんどの人は本体を買った後に、カバーが欲しくなります。
セットで買えば3,000円安くなります。後から買うよりセットで購入がオススメです。
\ 別々に買うより3,000円安くなる/
Kindle Scribeと純正ファブリックカバーのセット
容量を増やしたりプレミアムペンにするよりも、一番安いモデルを買ってカバーを付けるほうがほとんどの人にとって良い選択だと思います。
新モデル「Kindle Scribe Notebook Design」との比較

2024年から新モデルが登場しました。
「Kindle Scribe」と併売となっています。
新モデルに大きな進化はなし
今回の新モデルで変更になった点は、以下の3点です。
Kindle Scribe | Kindle Scribe Notebook Design | |
---|---|---|
ベゼル | ブラッグ | ホワイト |
カラー | タングステン | タングステン メタリックジェード |
Active Canvas | × | ○ |
価格 | ¥47,980〜 | ¥56,980〜 |
主な変更点はActive Canvasが使えるかどうかです。その他はほぼ同じです。
Active Canvasとは、Kindle本の文中に直接書き込む機能。
しかしこの機能、縦書きの本や漫画・図解本などの固定レイアウトの本には非対応です。
縦書きが多い日本では恩恵が少ない上、価格が跳ね上がっているため次期モデルを待つのが賢明です。
なぜ睡眠に悪影響がないか?

Kindle Scribeはブルーライトを出さず睡眠への悪影響がないことは大きな利点です。
1日を充実させるために睡眠は超重要!
夜に電子書籍を思う存分読む習慣があるのとないのとでは、大きな差が生まれます。
なぜ、Kindle Scribeはブルーライトを出さないのでしょうか?
それは、液晶や有機ELが画面自体から光を発しているのに対して、Kindle Scribeが採用している電子ペーパーでは画面自体から光を発していないからです。
iPadやスマホが睡眠に悪影響があるのは、画面自体からブルーライトが出ているからです。
対してKindleで採用している電子ペーパーは画面自体から光を発しておらず、周りの光に照らされた文字を読んでいるため、通常の紙と同様に睡眠に悪影響がありません。
液晶・有機EL | 電子ペーパー | |
---|---|---|
睡眠への影響 | × | ◎ |
消費電力 | × | ◎ |
屋内の視認性 | ○ | ○ |
屋外の視認性 | × | ◎ |
重さ | × | ◎ |
カラー | ◎ | × |
滑らかな動き | ◎ | × |
電子ペーパーの利点はブルーライトを出さないだけにとどまりません。
電子ペーパーが電気を使うのは画面が切り替わる一瞬だけです。
ずっと光を出している液晶や有機ELのバッテリーが1日しかもたないところ2、3週間は楽勝で持ちます。
また液晶・有機ELは屋外で画面が暗くなりますが、周りの光に照らされた文字を読む電子ペーパーの場合、屋外でも全く問題なく読書ができます。
惜しいところ
防水機能非対応
今までのKindleは防水機能を備えていました。
Kindle Scribeは雑誌やマンガが快適に読めてお風呂で読書をしたいユーザーは多いはず。
防水機能は付けてくれるとうれしかった。
重い
Kindle Scribeは433gと重い。
大きさが違うので当然ですが、KindlePaperwhiteは205g。
これは、大きさとのトレードオフなので仕方ありません。
まとめ
KindleScribeを使ってみて感じたことは「読書は人生を変える力がある」ということです。
読書はネット記事・テレビ・You Tubeよりも、質が高い情報を効率よく得ることができる手段です。
実は、最もコスパのいい自己投資です。
人生変わった本が数冊あります。
端末を一度購入すれば、今後読むすべてのコンテンツで満足度が上がり続けるデバイスが「KindleScribe」です。
読書を通じた自己成長に価値を感じる方には、ぜひおすすめしたいデバイスです。
\読書で未来を変えよう!KindleScribe/
読書満足度が上がる