【2026年保存版】Goodnotes完全ガイド|使い方11項目+活用法10選を全網羅

- Goodnotesの機能が多くて使いこなせていない
- 公式サイトの解説は英語ばかりで分かりにくい
Goodnotesは仕事や勉強の質を劇的に変えてくれるツールです。
ですが、うまく使えないとただの”手書きノートアプリ”で終わってしまいます。
かつての私は、毎日の仕事に追われて身も心も疲弊していました。
そんな私が2020年にGoodnotesを使うようになってから、仕事の生産性が飛躍的に向上。
今では、余裕をもって自分の時間を楽しめるようになりました。
この記事では、私が長年に渡り工夫を重ねてきたGoodnotesの使い方や活用例を余すことなくご紹介しています。
Goodnotesの使い方を身につけることで、仕事や勉強が今よりずっと楽になり、心にもゆとりが生まれます。
Goodnotesオススメの使い方
- 本、プリント、PDFを全て読み込んで、どんどん書き込む。
- 自分に合ったテンプレートをどんどん使う。
- 暗記カード、暗記ペンで反復学習。
- 動くステッカーがあると、ノートを開くのが楽しくなる。
- 自動バックアップで万が一にも安心。

Goodnotes活用例10選
資料・本を読み込む
PDFを読み込む

資料や電子書籍が最初からPDF形式なら、Goodnotesにそのまま取り込むことができます。 WordやExcel、ネット記事であっても、PDFに変換さえすれば何でも取り込み可能です。 本来は「見るだけ」だったPDFに直接書き込みができるようになるため、インプットの質が大きく上がります。
紙の本を読み込む
手元の紙の本や資料も、iPadのカメラ機能を使えば簡単にGoodnotesに取り込めます。
紙のノートでは資料を手書きするかコピーを貼り付けることしかできません。
誰でもスピーディに、見違えるほどキレイなノートが作成できます。
紙の本を1冊まるごと取り込みたい場合は、無料アプリ「Adobe Scan」でPDF化するのがおすすめです。作成したデータをGoodnotesに読み込めば、かさばる本もiPadひとつで持ち歩けます。
スクリーンショットから取り込む
iPadの画面に映る情報であれば、スクリーンショットを撮ってGoodnotesに貼り付けることができます。学校の電子教科書や電子書籍など、あらゆるものをノートに取り込めますが、各サービスの利用規約や著作権には十分注意して使いましょう。
【徹底解説】Goodnotesで実現!紙書類の4大ストレスがすべて解決する驚きの方法
テンプレートで考える
マンダラチャート

マンダラチャートは、目標達成を強力に後押ししてくれるツールです。
3×3のマス目の真ん中にメインテーマを書き、その周りに達成に必要な要素を埋めていきます。思考が整理され、具体的なアクションプランが立てやすくなるのが特徴です。
このテンプレートはGoodnotesの標準テンプレートからすぐに始められます。
時間管理マトリックス(緊急ー重要)

スケジュールに追われて忙しい日々を過ごしていませんか?
そんなあなたにピッタリなテンプレートが、時間管理マトリックス(緊急・重要マトリックス)です。
人生において本当に大切なものを見極めながら、メリハリのある柔軟なスケジュールを組めるようになります。
手書きカレンダー
Goodnotesの手書きカレンダーの最大の魅力は、アナログとデジタルの「いいとこ取り」ができる点です。
手書きならではの手軽さや自由な表現を活かしつつ、検索機能やバックアップ、複数デバイスでの同期といったデジタルの強みもフル活用できます。
健康管理ノート

毎日の食事や運動を記録するためのテンプレートです。
専用のスマホアプリだと入力が面倒で三日坊主になりがちでしたが、このテンプレートならメモ感覚でササッと書けるため、無理なく続けられています。
暗記に使う
キーワードを暗記ペンで隠す「マスキングテープ」、暗記カードを表計算から一瞬で作れる「学習セット」で手軽に反復学習ができます。
暗記マーカー(マスキングテープ)
Goodnotesは暗記学習に最適です。
取り込んだ本のキーワードをマスキングテープで隠すことで、本を汚すことなく穴埋め問題を作ることができます。
暗記カード(学習セット)
また、「学習セット」を使えば、暗記カードによる反復学習も無理なく行えます。
これに関しては、iPadよりもiPhoneを使い、スキマ時間にサクッと取り組むのがおすすめです。
【Goodnotes学習セット】エクセルから一瞬で暗記カード大量作成!暗記ツールの決定版!
ホワイトボード(無限ノート)で1単元を1枚にまとめる
Goodnotesにも、Apple純正アプリ「フリーボード」のような「ホワイトボード」機能が追加されました。
用紙の端がない無限キャンバスなので、思考を止めることなくどこまでも自由に書き広げることができます。
純正の「フリーボード」より動作が軽く、より快適にアイデア出しができるのが特徴です。
1単元を1枚にまとめる
日本史なら「○○時代」、プログラミングなら「JavaScript」といった1つの単元を、1枚のホワイトボードにすべて書き出します。
こうすることで内容を俯瞰でき、体系的な理解につながります。
アイデアをスペースを気にせずかく
マインドマップは、アイデア出しや問題解決、情報のまとめなど多用途に使えるフレームワークです。
思考が放射状に広がっていくため、スペースに制限のない「ホワイトボード機能」との相性は抜群です。
手書きで書き進めることで、じっくりと思考する時間が生まれ、より良いアイデアが出やすくなります。
テンプレートを活用する
Goodnotesのホワイトボードには、思考整理に役立つテンプレートが標準で多数用意されています。
頭の中の乱雑な情報を、目的に合わせて体系的にまとめることが可能です。
定番のマンダラチャートやSWOT分析、ベン図に加え、現状と目標を整理する「KWL表」や、プロジェクト管理に使える「デイリースタンドアップ」、企画を練る「アイディアポスター」なども搭載されています。

iPhone・Macでコピペする
アップル製品同士は非常に親和性が高く、下記のようなことができます。
- Macでスクリーンショットを撮って、iPadに貼り付け。
- iPhoneの文字情報をコピーして、iPadに貼り付け。
Macで調べながらiPadのGoodnotesでノートをまとめるときに、手書きや打ち込みが必要なくなります。
【受験生必見】iPad新勉強法 GoodNotesで効率が爆上がりする9つの方法
動画を見ながらノートをとる

iPadの画面を分割して、片方で学習動画などを流しながら、もう片方のGoodnotesでノートを取るのがおすすめです。
動画内で重要な図やスライドが表示されたら、スクリーンショットを撮ってすぐにノートに貼り付けられるので非常に便利です。
キーボードでテキスト入力
Goodnotesには、キーボード入力に特化したモードもあります。
これは段落ごとに塊として扱える「ブロックエディター」形式で人気のメモアプリ『Notion』と同じような感覚で、整った文章を快適に入力できます。
録音&自動文字起こし
録音をしながら、同時に文字起こしを行う機能も備わっています。
認識精度もかなり高く、快適に利用できます。
ステッカーで便利に楽しく
ステッカーで重要箇所の目印
ステッカーは、手書き文字や写真から自由に作成できます。
例えば「重要」や「ポイント」といった自分だけのステッカーを作って貼っておけば、後で検索した時に、大事な箇所だけをまとめて振り返ることができます。
動くステッカーで勉強が楽しくなる
Goodnotesでは、画像だけでなくGIFなどの「動くステッカー」も使えます。
動きのあるノートは見ていて楽しく、アプリを開くモチベーションも上がります。
絶対にやっておくべき設定5選

Goodnotesはやらない理由がない設定が5つあります。
全て無料で今後の使い勝手が大幅に良くなります。
1本指でパン
「1本指でパン」とは、ページのスクロール(移動)を1本指で行えるようにする設定です。 デフォルトでは「2本指」での操作になっていますが、Apple Pencilを持ちながら毎回2本指で操作するのはかなり面倒です。
この設定をオンにすれば、ペンを持った手でもスイスイ移動できるようになります。
作業効率が全然違います。
ストロークの方向を縦に
ページの移動方向には「横」と「縦」があります。
素早いページ移動と、次に紹介する便利な機能を使うために、「縦」方向の設定が断然おすすめです。
プルしてページを追加
ページを指で下に引っ張る(プルする)だけで、同じテンプレートの新しいページを瞬時に追加できる機能です。 これは「スクロール方向を縦」に設定していないと使えません。 わざわざページの追加ボタンを押さなくても、直感的にサッと増やせるので非常に快適です。
iCloud(Goodnotes Cloud)に同期
iCloudに同期を行うことで、iPhoneやMacで同じノートを使うことができます。
サブスク版の契約をしている方は、Goodnotesクラウドに同期されWindows、Androidでも同じノートを使うことができます。
自動バックアップ
iCloudなどの同期とは別に、万が一に備えて外部のクラウドストレージにノートのデータを「自動バックアップ」する機能です。
保存先は Googleドライブ、Dropbox、OneDrive の3つから選べます。
この設定をしておけば、データが消えてしまった時はもちろん、iPadを忘れてしまった時でも、会社のパソコンやスマホからノートの内容をPDFで確認できて助かります。
設定自体は無料でできるので、やらない理由がありません。

データ消失時やデバイス忘れの時に「本当にやってよかった」と思うはず
【2026年度版】やらないと損をするGoodnotesおすすめ設定5選
Goodnotesでできること

Goodnotes11機能
- 手書きノート
- Text Doc(キーボード入力エディタ)
- ホワイトボード
- 読み込む
- クイック録音
- クイックノート
- スキャン書類
- 学習セット(暗記カード
- イメージ
- 写真を撮る
- フォルダ
ノート
タブレットにペンで直接書き込む、Goodnotesの基本にして最大の機能です。
「手書きノートアプリといえばこれ」と言われる不動の地位を築いており、多くのユーザーに支持される圧倒的な使いやすさを誇ります。
なげなわツール
なげなわツールで囲んだ対象は、後からまとめて自由に編集・加工できます。
- 文字:色、大きさ、コピー、切り取り、削除、スクリーンショット
- 図形:色、大きさ、形、コピー、切り取り、削除、スクリーンショット
- テキストボックス:色、大きさ、コピー、切り取り、削除
ペン
ボールペン・万年筆・筆ペン
ノートを取る際に最も出番が多いのが「ボールペン」です。筆圧やペンの傾きに左右されず、常に一定の太さで書けるため、普段の書き込みに最適です。
一方、「万年筆」や「筆ペン」は筆圧などのニュアンスが線に反映されるため、手書きらしい味のある文字になります。
【Goodnotesペン・消しゴム・なげなわ】ほとんどの人が知らない技3選
消しゴム
基本は書いた文字を消す機能ですが、Goodnotesの消しゴムは高機能です。
文字は残して「蛍光ペンだけを消す」ことや、消し終わった瞬間に「自動でペンに戻る」設定など、ストレスなく書くための工夫が詰まっています。
鉛筆
鉛筆の質感をリアルに再現しています。傾き感知にも対応しており、ペンを寝かせれば、本物の鉛筆のように広い面を塗るような表現も可能です。

鉛筆で書くのが一番好きです。
蛍光ペン
重要なポイントを目立たせる蛍光ペンです。書いた文字の上から引いても、インクが自動的に文字の下側に配置されるため、下の文字が隠れず、くっきりと読みやすいまま強調できます。

PDFを読むときに重宝します。
マスキングテープ(暗記ペン)
重要な語句を隠せる、いわゆる「暗記用テープ」です。
アナログの「赤シート」を使った勉強法と同じ感覚ですが、シートを持ち歩く必要がありません。隠した場所をタップしてめくる感覚で、テンポよく記憶の定着を図れます。
【暗記マーカー】Goodnotesマスキングテープで穴埋め問題対策!
図形
フリーハンドで描いた丸や四角を、自動できれいな図形に整えてくれる機能です。
図形同士を矢印でつなげれば、フローチャートや相関図などの図解もサクッと簡単に作成できます。
テキストボックス
手書きではなく、キーボードで文字を打ち込みたい時に使います。
画面をタップするだけで、好きな場所にテキストを配置できます。
「検索」は手書き文字も対象になりますが、タイトルや重要語句など「絶対に検索でヒットさせたい」箇所には、確実なテキスト入力を使うのがおすすめです。
ステッカー
目印になるステッカーの貼り付けや、オリジナルの作成が可能です。
「重要」などの文字をステッカーにしておけば、検索機能を使って重要箇所だけをまとめて振り返れるため、テスト前に非常に重宝します。
また、静止画だけでなくGIF動画も貼れるので、見返すのが楽しいノートを作れます。
【Goodnotes】スタンプ・写真・画像で圧倒的に効率化できる新常識3選
イメージ
その場で撮影した写真や、保存してある画像・ファイルを簡単に貼り付けられます。
手書きでは写すのが大変な教科書の図解も、カメラで撮って貼り付けるだけで済むので、一発でノートに取り込めます。
付箋
ちょっとしたメモ書きには付箋が便利です。
上に書いた文字は付箋と一緒に移動してくれるので、後から場所を変えたり、情報の整理をしたりするのも簡単です。
レーザーポインター
プレゼンや画面共有の際に役立つレーザーポインターです。
注目してほしい箇所を指し示しても、描いた軌跡は数秒で自動的に消えるため、大切なノートや資料を汚さずに説明できます。
録音&要約
録音と同時に文字起こしを行い、さらにAIが内容の要約まで自動で作成してくれます。
会議が終わったらすぐに要点を共有できるため、議事録作成の手間が大幅に省けます。
ウィンドウを拡大
書いている場所だけをピンポイントで拡大表示する機能です。
ページ全体を俯瞰したまま、手元では大きく書き込めるため、全体のバランスを崩さずにきれいな文字が書けます。

知らない人が多いけど、実はとても使える!
【Goodnotes】フォルダ・テキスト・ズーム徹底解説 !実は超便利な使い方
定規
図面作成など、正確な長さや角度が必要な場面で活躍します。
画面上にデジタル定規を表示し、それに沿って線を引くことで、きっちりとした作図が可能になります。
【Goodnotes6】4つのマイナーアップデート紹介 Goodnotesが他社の追随を許さない理由!
タイムキーパー
勉強中に他のアプリを開かずに使える、シンプルなタイマーです。ポモドーロテクニックでの時間管理や、制限時間のある課題に取り組む際に便利です。
【新常識】集中力を長持ちさせるポモドーロテクニックとGoodnotesの新機能「タイムキーパー」を解説!
Goodnotes AI
Goodnotes搭載のAIアシスタントです。一般的なAIとは異なり、あなたが書いたノートや読み込んだ資料の内容を元に回答してくれるのが最大の特徴。
自分だけの知識データベースとして活用できます。
検索
キーボードで打ったテキストはもちろん、手書きの文字もそのまま検索できます。ある程度崩れた文字でも高精度に認識してくれるので、大量のノートの中から目的のページを一瞬で見つけ出せます。
【Goodnotes検索・アウトライン・よく使う項目】もう探さない!知っておくべき5つの事
読み出しのみ(リーリングモード)
編集機能をロックして、読むことに集中できるモードです。
ページをめくる際にうっかりペンが触れて線が引かれてしまう、といった誤操作を防げるので、快適に閲覧できます。
便利な小技
2本指ダブルタップで「やり直し」
画面を2本指で「トトンッ」とタップするだけで、直前の操作を元に戻せます。いちいちツールバーの「戻るボタン」を押す必要がないため、書き間違えてもリズムを崩さずに修正できます。
1本指ダブルタップで「ちょうどいい画面サイズ」
拡大や縮小をしすぎてしまった時は、画面を1本指で「トトンッ」とダブルタップします。
それだけで、瞬時にページ幅に合わせた見やすいサイズに戻せます。
手書き文字から自動計算
書いた数式を読み取って答えを出してくれる、魔法のような機能です。
一般的な用途ではまだ出番が少ないかもしれませんが、数学の勉強や検算など、学習用途においては未来を変えるポテンシャルを秘めています。

Goodnotes以外では見たことがない。
書類(テキストエディター)
キーボード入力に特化したエディター機能です。
最大の特徴は、文章や画像、表などをひとつの「ブロック」として扱う点。
「Notion」や「Craft」と同じように、ブロック単位で自由に場所を入れ替えられるため、後から構成を練り直すのも簡単です。

手書き、テキスト両方をGoodnotesで一元管理できるようになった。
見出し
見出しのサイズをH1(大)、H2(中)、H3(小)からワンタップで選択できます。
文字サイズをいちいち手動で調整する必要がなく、情報の重要度に合わせて文書の構造をきれいに整理できます。
表
縦と横のマス目をなぞって範囲を指定するだけで、簡単に表を挿入できます。
複雑な設定画面を開くことなく、直感的に好きなサイズの表を作成できるのが魅力です。
イメージ・YouTube動画
写真の貼り付けはもちろん、YouTubeのURLを入力して動画を埋め込むことも可能です。
文字や画像だけでなく、関連する動画資料も一緒にストックできるため、情報の網羅性が格段に上がります。
文字起こし、録音
録音ボタンを押すだけで、音声と同時にリアルタイムで文字起こしをしてくれます。
聞き逃した内容もその場でテキストとして確認できるため、安心して相手の話に集中できます。

文字起こしの精度が高い!
ホワイトボード(無限ノート)
活用例
1つの単元をまとめる
用紙の端を気にせず、無限に書き広げられる機能です。広大なスペースを使って全体像を俯瞰しつつ、細かい情報もたっぷり書き込めます。「江戸時代」の歴史年表や、「JavaScript」の体系図など、情報をマインドマップ形式で網羅的に整理したい時に最適です。
テンプレートからアイデアを出す
1枚の広大なキャンバス上に、複数のテンプレートを自由に配置できます。
「マンダラチャート」の横に「SWOT分析」を貼るなど、異なるフォーマットをパズルのように組み合わせて、自分だけの最適なワークスペースを作れます。
読み込み(PDF、画像)

紙の書類管理には、「重い」「探すのが大変」「なくす」「汚す」という4大ストレスがつきまといます。
しかし、すべての書類やPDFをGoodnotesに取り込んでしまえば、iPad一台で完結。これらの悩みから一気に解放されます。
| 項目 | Goodnotesで変わること |
| 1.重い | ・何冊入れてもiPadiPad一枚で完結。 ・出張や会議でもバッグがスッキリします。 |
| 2.探す | ・ファイル名や手書きの文字まで検索可能。 ・どこに書いてあるか一瞬で検索。 ・テキストだけでなく手書きも検索。 ・全ての書類横断して検索可能。 ・Goodnotes AIで高度な検索も可能。 |
| 3.なくす | 書類を失くす心配なし。 クラウド同期に対応しており、iPad・iPhone・PCのどこからでもアクセス可能。 データは自動でバックアップ。 |
| 4.汚す | ・紙のように破れたり、コーヒーで汚れる心配もありません。 ・マーカーも消しゴムもデジタルなので、何度でも修正可能。 ・暗記マーカーも気兼ねなく使える。 ・大切な資料をいつまでも清潔に保てます。 |

PDFをiPad上で取り扱うことができるアプリはたくさんありますが、Goodnotesは最も優れています。
「書き込み可能」「フォルダ管理」「動作の軽さ」「手書き・テキスト両方可能」の4点全てがバランスよく備えています。
Goodnotesを使えば、もう資料を印刷する必要はありません。
PDFへの直接書き込みと、優秀なフォルダ管理を一度体験すれば、「わざわざ紙に印刷するのが馬鹿らしい」と感じるほど快適になるからです。
さらに、プリントや書籍をすべてGoodnotesに取り込むことで、次のような多くのメリットが生まれます。
- 検索やコピペなど、デジタルならではの自由な加工が可能。
- 紙の資料と同じように、手書きで直接書き込みができる。
- 大量の重い書類がiPadに入り、カバンが劇的に軽くなる。
- データ管理なので物理的に紛失する心配がない。
- 面倒な印刷作業や、シュレッダーなどの廃棄の手間が一切なくなる。
クイック録音
Goodnotesの録音は、ただ音を録るだけではありません。メモと音声が時系列で完璧に同期するため、後から文字をタップするだけで「その文字を書いた瞬間の音声」を聞き返すことができます。さらに文字起こしやAI要約も可能なため、復習や議事録作成の効率が劇的に上がります。
クイックノート
「QuickNote」ボタンをダブルタップするだけで、表紙や用紙の設定をスキップして、即座に新しいノートを開けます。
電話のメモなど、1秒でも早く書き始めたい時に役立つ機能です。
スキャン書類
スキャナーがなくても、iPadのカメラだけで書類を綺麗にデジタル化できます。
紙の端を自動検知して歪みを直してくれるため、曲がったりせず、読みやすい状態でノートに取り込めます。
学習セット(暗記カード)
暗記カードを作成できる「学習セット」機能です。
最大の強みは、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトからデータを読み込み、大量のカードを一瞬で作成できること。
暗記学習で最も重要なのは「反復」です。カードを作る作業時間を極限まで削り、その分を覚えるための時間に充てられるのが最大のメリットです。
イメージ
写真アプリに入っている写真をそのまま1ページとして取り込めます。
画像をノートの一部として貼るのではなく、写真そのものを1枚のページとして扱いたい時に役立ちます。
写真を撮る
新しいページを追加する際にカメラを起動し、その場で撮影した写真をそのまま「ノートの1ページ」として作成できます。撮った写真がすぐに背景になるので、黒板や配布プリントを瞬時に「書き込めるノート」に変えられます。
Goodnotesの良い点
- ペンの書き心地が良い
- 本、PDFを読み込める
- テンプレートが豊富
- フォルダ管理できる
- 1つで完結する総合ソフト(手書き、テキスト、録音、文字起こしなど)
- 学校でも使える(フリー)
- 動作が軽い
- iPhone、iPad、Macの親和性が高く、ウィンドウズ、Androidでも使える(サブスク)
Goodnotesの残念な点
改行すると強制的に別ブロックになる
テキスト入力機能(ブロックエディター)が使いにくい。
一般的なエディターでは「Shift+Enter」でブロック内改行ができますが、Goodnotesでは新しいブロックとして分割されてしまいます。
ひとつの段落をひとつのブロックとして扱いたくてもバラバラになってしまうため、ここは今後のアップデートに強く期待したい点です。
鉛筆でクシャクシャと塗りつぶして消せない
ペンツール(ボールペン等)には、文字をクシャクシャと塗りつぶすだけで消せるジェスチャー機能があり、消しゴムに持ち替える手間がなく非常に便利です。
しかし、この機能はなぜか「鉛筆ツール」には対応していません。
鉛筆の書き心地が抜群に良いだけに、このジェスチャーが使えない点は非常に残念で、早急な改善を望みます。
Goodnotes AIの画像生成が微妙
Goodnotes AIで生成される画像の品質がかなり微妙です。
「かわいい猫を書いて」と指示をしても、よくわからない文字が生成されたりします。
まだ実用で使えるレベルになっていません。
価格
プラン一覧
| 無料版 | ベーシック | プロ | 特別版 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 1,600円/年 | 4,880円/年 | 買切 4,880円 |
| 使用限度 | ノート3冊まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 対応OS | Apple Windows Android | Apple | Apple Windows Android | Apple |
| 基本機能 | 一部制限 | 全機能可 | 全機能可 | 全機能可 |
| 音声録音・文字起こし | 制限あり | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| AI | 月5件まで | 機能&クレジット制限あり | クレジット制限あり | 機能&クレジット制限あり |
| 共有機能 | 制限あり | 一部制限あり | 全機能可 | 一部制限あり |
Goodnotesには「無料版」「ベーシック」「プロ」「特別版」の4つのプランがあります。
結論としては、ほとんどの人は「ベーシック」か「特別版」がおすすめです。
買切で購入したい人は「特別版」一択ですが、機能はほぼ変わらずリーズナブルなので「ベーシック」がおすすめです。
ほとんどの人に「プロ」は不要
「プロ」はApple、Windows、Android全てで使えることが魅力です。
他のOSで使用することがあれば、プロ一択となります。
しかしながら、Windows版とAndroid版のGoodnotesはApple版と比べて明らかに機能制限があります。
また、それらを同期させるには、iCloudからGoodnotes Cloudに切り替える必要がありますが、同期スピードがiCloudの方が優れています。
これらの理由から、ほとんどの人は「ベーシック」版で十分だと考えています。

共有、AI、他OSなどの使用頻度が高い人は「プロ」
AIパスはまだ不要
GoodnotesのAIは毎月クレジットの制限があります。
実際に使ってみると、私の場合は1日で使い切ってしまいました。
クレジット制限なく使おうと思えば、ベーシックプランもしくはプロプランを契約した上でAIパスを契約する必要があります。
価格は月1,500円です。
正直なところ、GoodnotesAIの精度はまだまだ発展途上なので、多くの人は不要です。
他のノートアプリとの比較
Goodnotesは手書きはもちろん、テキスト・端のない無限ノートまでカバーされた1本で完結できるノートアプリです。
しかし、アプリそれぞれで持ち味があるので、目的に応じて使い分けるのが現実的だと思っています。
ここでは、代表的なノートアプリの特徴を列挙しました。

私はGoodnotesとGoogle Keep、Apple純正メモ帳の併用です。
手書きノートアプリ
Notability
特徴
- 音声録音と手書きが同期
- 授業・会議向け
- 書き心地はGoodnotesと同等
向いている人
- 会議・講義をよく録音する
- 後から聞き返すことが多い
Noteshelf
特徴
- ノートのデザイン性が高い
- ペンの質感が自然
- PDF手帳との相性も良い
向いている人
- 見た目もこだわりたい
- 日記・ライフログ用途
テキストノートアプリ
Google Keep
特徴
- Googleアカウントで同期
- 色分け・ラベル管理
- チェックリストが使いやすい
向いている用途
- TODO管理
- 短文メモ
- 外出先メモ
Apple純正メモ
特徴
- iPad・iPhone・Macで自動同期、同期が早い
- フォルダ管理ではなくタグ管理
- チェックリスト・表・簡単な書式対応
- 手書きも可能
向いている用途
- 思いつきメモ
- 簡単な下書き
- すぐ書いてすぐ見返す
Notion
特徴
- Markdown風入力
- 階層管理・タグ・リンクが強力
- PC作業との親和性が高い
向いている用途
- ナレッジ管理
- 記事構成・ブログ下書き
- プロジェクト管理
Craft
特徴
- 文章が自動で整う
- 見た目がきれい
- iPad・Mac連携が快適
向いている用途
- 文章作成
- ブログ下書き
- 説明文・資料原稿
OneNote
特徴
- セクション・ページ構造
- テキスト+画像+手書き混在
- Windowsとの相性が抜群
向いている用途
- 会議メモ
- 業務ノート
- チーム利用
無限ノートアプリ
フリーボード
特徴
- 無限に広がるキャンバス
- 手書き・テキスト・画像・付箋を自由配置
- iPad・iPhone・Macで同期
- 無料・Apple純正
向いている用途
- アイデア出し
- ブレインストーミング
- 思考の可視化
- ラフ案・構成整理
- 打ち合わせの下書き
NotebookLMで動画を作成してもらった
今回、この記事内容を NotebookLM に読み込ませて動画化したところ、 自分で見ても「これは分かりやすい」と感じるレベルの完成度だったため、 YouTubeでも共有することにしました。
また、NotebookLMに音声のみの解説を作成させたところ、こちらも良い出来だったためアップします。
まとめ
Goodnotesの活用例8つと使い方をまとめました。
iPadの手書きノートというイメージが強いGoodnotesですが、実は勉強や仕事が楽しく、効率よく進む仕掛けが数多く用意されています。
本やプリント、PDFをすべて読み込んで自由に書き込めるのはもちろん、
自分に合ったテンプレートを使えば、ノート作りのストレスも大きく減らせます。
暗記カードや暗記ペンを使った反復学習、動くステッカーによる見た目の楽しさも、学習や作業を続ける大きな助けになります。
さらに、自動バックアップ機能があることで、
「データが消えたらどうしよう」という不安を感じることなく、安心して使い続けられるのもGoodnotesの魅力です。
Goodnotesオススメの使い方
- 本、プリント、PDFを全て読み込んで、どんどん書き込む。
- 自分に合ったテンプレートをどんどん使う。
- 暗記カード、暗記ペンで反復学習。
- 動くステッカーでノートを開けるのが楽しくなる。
- 自動バックアップで万が一にも安心。
手書きノートにとどまらず、読む・書く・覚える・整理するを1つのアプリで完結できるのがGoodnotesの強みです。
ぜひ、この記事で紹介した使い方の中から、自分に合うものを取り入れてみてください。


















