本を読む時間がなくて悩んでいませんか?
そんな忙しいあなたにおすすめできるのが「オーディオブック」です。
オーディオブックとは本を朗読をしてくれるサービス。
音楽を聴くように、プロのナレーターや俳優が本を読んでくれます。
目や手が空くため「ながら読書」ができるため、今注目のサービスです。
この記事では10年以上オーディオブックを愛用している”なごむ”がおすすめのオーディオブック提供サービス、使い分けのコツを紹介します。
- オーディブルの無料お試し、割引サービスを最大限利用する
- 繰り返し聴くバイブル本を購入する時は価格の比較をする
- 隙間時間(通勤・通学・家事・運動・寝る前)を活用する
- ノイズキャンセリングホン、Amazon Echo(アレクサ)の有効活用で聴ける場所が増える
- 英語の勉強に活用する
オーディオブックの歴史
オーディオブックはアメリカが発祥です。
アメリカ人は2人に1人はオーディオブックを使ったことがあるほど一般的です。
アメリカでは車での移動距離が長く、車中で本を朗読してくれるサービスとの相性が良かったことが大きな要因です。
日本でも2008年からオーディオブックが上陸し着実にユーザー数が増えてきています。
どんな場面でオーディオブックを使っているか?
私はこんな場面でオーディオブックを利用しています。
- 通勤・通学中(車・電車・バス・歩き)
- スポーツジム、ランニング中
- 家事中(掃除・洗濯・料理)
- 寝る前の暗い部屋・お風呂
通勤・通学中(車・電車・バス・歩き)
満員の通勤電車は辛いですよね。
本を広げることすらできません。
こんな時にオーディオブックがあれば、毎日の通勤がだいぶ楽になります。
夢中になって降り過ごし注意
車通勤とオーディオブックの相性は最高です。
アメリカでオーディオブックが圧倒的に指示されるのも車。
私は車中が、貴重なインプット場所になっています。
毎日の積み重ねが大きな差になる。
スポーツジム、ランニング中
スポーツジムの筋トレやランニングマシンの時間も貴重なインプット時間になります。
スポーツジムの中は案外、ランニングマシンや器具の音が大きく、朗読の声が聞こえづらいことがあります。
ノイズキャンセリングイヤホンを利用すれば、そういった雑音が一切消えます。
電車の中や散歩中も音量を大きくする必要がないので耳にも優しい。
ノイズキャンセリングイヤホンは普通のイヤホンより少し高価ですが、オーディオブックを聞くことができる場所が激増するため非常におすすめです。
体のトレーニングをしながら、情報のインプットもできるため、忙しくて時間がない人におすすめです。
家事中(掃除・洗濯・料理)
日本人の家事に費やす平均時間は平日で約2時間40分、休日で約3時間30分というデータがあります。
結構多くの時間を使っていますよね。
オーディブルなら毎日にの家事の時間を有効利用することができます。
しかしながら、料理や子供がいる家庭では、周りの音が聞こえないと危ないですよね。
そんな方にはイヤホンよりAmazon Echo(アレクサ)がおすすめ。
アレクサに「オーディブルを再生して」と言えば聞いていた途中から再生してくれます。
寝る前の暗い部屋
寝る前に読書をすると、リラックスして眠りやすくなるというデータがあります。
また、寝る前のインプットは記憶にとっても良い効果があります。
ここでもアレクサにオーディブルを再生させて、「30分スリープをかけて」と言えば寝落ちをすることができます。
オーディオブックで得られる7つのメリット
オーディオブックのメリットには以下のようなことが挙げられます。
- 「ながら読書」で隙間時間の活用
- 活字が苦手でも読書できる
- 内容を理解しやすい
- 目に優しい
- かさばらない
- 洋書で英語の勉強ができる
- 読書でお金もちになれる?
①「ながら読書」で隙間時間の活用
歩いている時間や運動をしている時間、満員電車の中では本を開いて本を読むことはできません。
オーディオブックなら、この時間をインプットに当てることができます。
ルーティンにできるので、気がついたら1冊聞き終わっている感じ。
②活字が苦手でも読書できる
文字を追うのが苦手、疲れる人でも朗読をしてくれると頭に入ってきやすいです。
③内容を理解しやすい
小説では登場人物ごとに登場人物ごとに声優さんが分かれていることが多く、臨場感をもって聞くことができます。
頭の中で映像化しやすい。
また内容が難解な本を目で追っていると挫折しがちですが、何回か通しで聞いていると理解が進みます。
④目に優しい
長時間読書をすると、視力が悪くなるかもしれません。
オーディオブックなら目を使わないので目が疲れないし、目が悪くなることもありません。
⑤かさばらない
紙だとかさばる本もオーディオブックならスマホの中のデータだけなので場所を全くとりません。
旅行中の荷物も少なくなります。
荷物が軽いと移動時間も快適。
⑥洋書で英語の勉強ができる
オーディオブックはアメリカが本場。
だからオーディオブックで聴ける洋書は豊富です。
洋書を聴くことで、本気の英語勉強ができます。
洋書の充実度は、オーディブルがダントツです。
⑦読書でお金もちになれる?
アメリカの「Business Management degree」によると、読書と年収には明らかな相関があるそうです。
- 富裕層の88%が1日30分以上ビジネス書などを読んでいる(年収300万以下の人ではわずか2%)。
- 富裕層の86%が読書家で、富裕層の63%は、移動時間にオーディオブックやYouTubeを視聴している。
社会人になると本を読まなくなる人がおおいからこそ、読書習慣があるかどうかで差がつくようです。
オーディオブックのデメリット
オーディオブックのデメリットには以下のようなことが挙げられます。
- 流し読みができない
- 一冊あたりの単価が紙の本より高い
①流し読みができない
紙の本だと、ペラペラと流し読みをして全体を把握したり、読みたい箇所だけ読むことができます。
オーディオブックだと流し読みができないため、全体を俯瞰する読み方には適していません。
しかしながら、短い時間で全体像を把握するサービスも始まっています。
flier(フライヤー)というサービスをご存知でしょうか?
ビジネス本を10分程度の分量に要約しているサブスクサービスです。
このflier(フライヤー)の内容がオーディブルにも入っているので、短い時間で要点をかいつまんで吸収することができるようになっています。
②一冊あたりの単価が紙の本より高い
一般的にオーディオブックは本の価格とナレーターの人件費が入るので本より高価になります。
ただし、聴き放題サービスを使った場合の1ヶ月料金は1,330円〜1,500円のため2冊以上を聞いた場合は、本の料金よりお得になります。
おすすめのオーディオブックサービス7社比較
結論からお伝えすると、オーディオブック市場はオーディブルとオーディオブックの2強です。
聴き放題プランだとオーディブルの一択です。
しかし、他のサービスにはそれぞれの特徴があり単品購入をお得に使うには、オーディブル以外をうまく活用することが重要です。
一般的にオーディブルの単品での購入は他社より高価なので、繰り返し聴く本は他のサービスで単品購入する方がお得です。
オーディブル
圧倒的な作品数と豪華な声優陣が魅力のAmazonが親会社のオーディオブックサービス。
取り扱い作品は40万作品、聴き放題12万作品と他社を圧倒する作品数を有しています。
村上春樹や湊かなえなど著名人の作品も聴き放題プラン(月額1,500円(税込み)の対象。
有名俳優がナレーターをしていることも多い。
村上春樹作品の場合だと高橋一生、大森南明、杏、榎本時生、木村佳乃、市原隼人、妻夫木聡、向井理、イッセー尾形、藤木直人が10時間以上の朗読をしてくれる豪華さ。
海外の作品は圧倒的な品揃えです。
私はオーディブルの聴き放題プランを利用していて、とても満足しています。
CMで知っている人も多いのではないでしょうか?
無料お試し、割引サービスを最大限利用する
オーディブルは無料お試しサービスが非常に充実しています。
無料お試し、割引サービスを最大限利用する方法をお伝えします。
- 無料お試し30日を申し込む
- 即日解約する(1ヶ月期日まで使える)
- 1ヶ月経って無料体験終了
- しばらく使わないと「2ヶ月99円など」セールのメールが届く
- セールを利用して2ヶ月99円で利用する
- 2ヶ月経って2ヶ月99円体験終了
- しばらく使わないと無料お試し30日が再度できるようになる
- 無料お試し30日を申し込む
- 即日解約する
- 1ヶ月経って無料体験終了
- しばらく使わないと「2ヶ月99円など」セールのメールが届く
これは私が実際にやった方法です。
無料お試しの申し込みは解約を忘れると自動継続となってしまいます。
解約忘れを防ぐために、登録した日に解約することを強くおすすめします。
解約をしたらすぐに使えなくなる訳ではなく、期限までは問題なく使えます。
この方法だと、200円程度で6ヶ月程度は聴き放題サービスが使えてしまいます。
\ 豪華声優陣と圧倒的作品数/
30日間無料で試せる
「audiobook.jp(オーディオブック)」
黎明期にオーディオブックを広めた(株)オトバンクが運営する老舗サービス。
オーディブルが登場するまでは、圧倒的な作品数でオーディオブックといえばこれ一択、というサービスでした。
私も10年以上前からずっと使っており、現在も単品購入でよく利用しています。
何度も聞きたい本は単品購入がおすすめ。
聴き放題プラン(月額1,330円(税込み)で初回30日間無料)のほか、チケットプランなど利用用途によって柔軟に料金プランを変更できる。
聴き放題の作品数は1万5千冊以上で国内最大級ですが、最近はオーディブルの聴き放題で聴ける本の質と量が素晴らしすぎてやや押され気味です。
聴き放題は月額では1,330円と質・量が圧倒的なオーディブルの1,500円と大差がありませんが、年割プランにすると1ヶ月あたり833円とお得に使えます。
単品購入はオーディブルより安価です。
\ 老舗ならではの使いやすさ/
最大級の作品数
その他のサービス
ヒマラヤ
月額750円(税込)で1万冊以上の作品が聴き放題(初月無料)。
オーディオブック以外にビジネス向けポットキャストも配信しています。
中国で最大のオーディオブックサービス。
キャリア、お金、テクノロジーなどのビジネスジャンルに強い。
私は聴きたい作品があまりなかったのですが、聞きたいジャンルが当てはまっていれば、オーディブルの半額で聴き放題なのでおすすめです。
kikubon(聞く本)
小説に特化したサービス。
会員登録をするだけで著作権の切れた青空文庫の作品を無料で聴けます。
聴き放題ではなく、単品購入の形式です。
私もアプリをダウンロードしていますが、正直新しい本や有名な本はほとんどない。
逆にいえば、古い本やここでしか聞けない本を聞くことができます。
例えば、コナン・ドイルの推理小説など古いけど名作。
「銀河英雄伝説」「創竜伝」などマイナーだけど、ここでしか配信されていない作品が多数あります。
LisBo
講演や落語などの珍しいジャンルを豊富に取り扱っている。
月額1650円で聴き放題。
入会した月は無料で利用できます。
てじじ
海外文学、日本文学の古典、怪談を豊富に扱っているサービス。
取り扱い作品3,500冊で毎月2冊分無料でダウンロードできるマンスリープラン(月額1,500円)を用意。
専用アプリがないので、ダウンロード後は別のプレイヤーアプリが必要になります。
まとめ
おすすめのオーディオブック提供サービス、使い分けのコツを紹介しました。
- オーディブルの無料お試し、割引サービスを最大限利用する
- 繰り返し聴くバイブル本を購入する時は価格の比較をする
- 隙間時間(通勤・通学・家事・運動・寝る前)を活用する
- ノイズキャンセリングホン、アレクサの有効活用で聴ける場所が増える
- 英語の勉強に活用する
オーディブルは作品の数、質、ナレーター陣の豪華さで頭1つ抜けています。
安心のAmazon。
月額1,500円はサービス内容を考えれば、明らかに安いのですが使ったことが使ったことがない人は不安ですよね。
そこでオーディブルでは無料お試しや割引サービスが非常に充実しています。
まずはできる限り無料、割引サービスを使い切ってから会員になるかどうかを決めるのがお得です。
\ 豪華声優陣と圧倒的作品数/
30日間無料で試せる
聴き放題サービスは、サブスクを解除すると聴くことができなくなります。
名著と呼ばれるものは聴き放題プランの対象外のことも珍しくありません。
そういった時は単品購入になりますが、そこでは価格が安いサービスを選んで購入することがおすすめです。私のおすすめはオーディオブック。
長い歴史に裏打ちされた使いやすさと作品数の多さが魅力です。
\ 老舗ならではの使いやすさ/
最大級の作品数
本は先人の知恵の結晶です。
長い時間かけて集約した知識や経験を一冊にまとめてくれています。
ネット情報が溢れている今だからこそ、本の価値は高くなっていると言えるでしょう。
オーディオブックを活用することで、時間のないあなたも、時間を創り出すことができるようになります。
どのサービスも登録するだけなら無料ですので、一度お試しすることをおすすめします。