- eo光とホームルーターで迷っている。
- 回線速度の遅さや工事の手間が不安
関西の賃貸マンションには「eo光限定」物件が多数存在しています。
その場合に選べるWi-Fiの通信環境は、eo光かホームルーターしか選択肢はありません。
インターネット回線は一度契約すると長期間使うものなので、後悔しない選択をしたいものです。
この記事では、eo光限定物件に住む私が、7年間ホームルーターを使った後にeo光に乗り換えた実体験をもとに、どちらが満足度が高いかについて徹底検証をしています。
この記事を読むことで、eo光とホームルーターの料金、速度、解約リスクなどを詳細に比較でき、あなたの生活スタイルに最適な選択ができるようになります。
また、実際の使用感や隠れたデメリットも知ることができ、契約後の後悔を防ぐことができます。
こんな人に向けて書いています
- 関西に住んでいて、マンションがeo光のみしか対応していない。
- ホームルーター(SoftBank Air/ドコモ Home 5G/au ホームルーター)と迷っている。
- eo光の工事の手間やホームルーターの回線の安定度に不安がある。
結論:eo光の方が圧倒的にオススメ
先に結論をお伝えすると、eo光の方がホームルーター(SoftBank Air)よりも総合的にオススメです。
結論:ほとんどの人にeo光がオススメ
- ホームルーターよりeo光の方が全般的に回線速度が速い
- 途中解約のリスクがeo光の方が低い
- 月額料金はほぼ同じ

比較一覧表
タイトル | ![]()
| ![]() SoftBank Air |
月額料金 | 5,238円 (レンタルルーター105円込) | 5,280円 (端末割賦支払い込) |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 |
工事費 | 無料 | 無料 |
設置スピード | 1週間程度 | 即日 |
下り速度(理論値) | 100Mbps | 2.7Gbps |
下り速度(実測) | 86-88Mbps | 20-50Mbps |
上り速度(理論値) | 100Mbps | 2.7Gbps |
上り速度(実測) | 12-30Mbps | 3-6Mbps |
解約リスク | 1年以内解約でも1ヶ月分のみ 1年経過後は解約手数料なし | 36ヶ月以内解約で端末(71,280円)残債支払い必要 解約手数料15,000円(1年で2ヶ月間の解約手数料無料月を除く) |
※eo光はマンションにより100M、1G、10Gコースが分かれます。
※回線速度は諸条件により変動します。

eo光のメリット:実体験で分かった4つの大きな利点
1. 回線速度が圧倒的に安定している
回線速度を実際に測定したところ、SoftBank Airよりeo光の方が安定している上に速度も速い結果でした。
特に、アップロードでは圧倒的な速度差があり、テレワーク等の使用ではeo光の利便性が際立つ結果となりました。
下り速度(ダウンロード)比較

下り速度とは、インターネットからダウンロードする速さのことです。
Webページの閲覧や動画視聴が快適に行えるかどうかは「下り速度」によって決まります。
用途 | 速度の目安 |
---|---|
ウェブ閲覧 | 1~10Mbps |
YouTube | 3~10Mbps |
Netflix(4K) | 25Mbps程度 |
PS5 Nintendo Switch | 5~15Mbps |
下表は、混雑時と閑散時のダウンロードの速度の実測値です。
eo光は混雑時も閑散時も安定して速度が出ているのに対して、SoftBankAirでは、混雑時に大きく速度を落としています。
eo光 | SoftBank Air | |
---|---|---|
混雑時 (21時) | 88Mbps | 19Mbps |
閑散時 (5時) | 86Mbps | 56Mbps |
上り速度(アップロード)比較

上り速度とは、インターネットにアップロードするときの速度です。
ビデオ会議や動画等のSNS投稿、クラウドへのバックアップを快適に行えるかどうかは「アップロード」速度で決まります。
用途 | 速度の目安 |
---|---|
ビデオ会議 | 3~5Mbps |
動画投稿 | 2~5Mbps |
オンラインゲーム | 1~3Mbps |
下表は、混雑時と閑散時のアップロードの速度の比較です。
SoftBank Airは全般的に速度が出ていませんが、eo光は混雑時でも十分な速度が出ています。

2. 解約リスクが圧倒的に低い
eo光の解約条件は非常にシンプルです。
1年間の最低利用期間があり、この期間内に解約する場合は1ヶ月分の月額料金(約5,000円)を支払うだけです。1年を過ぎると違約金は特に発生しません。
一方、SoftBank Airは非常に複雑で、解除料と端末の残債の両方で考える必要があります。
解除料は契約満了月の当月・翌月・翌々月以外で解約すると10,450円を支払う必要があります。この解除料は何年間SoftBank Airを使っていてもかかってくる費用ですので、注意が必要です。

7年間使い続けても、1年のうち3ヶ月以外の解約だと10,450円請求されました。
端末代は71,280円を48回分割で支払う必要があり、解約時に残債を一括で支払わなければなりません。例えば2年で解約する場合、残り24ヶ月分の35,640円を一括払いする必要があります。

残債は他社に乗り換えた場合も負担してくれないケースが多いので注意。
また、端末代の分割が終わっても月額は変わらない点にも注意が必要です。
端末は毎月1,485円を48回分割で支払っているため、全て払い終わったら月額の支払額が少なくなると当然思いますが、実は変わりません。
分割を支払っていた期間は、通信料が1,485円割引をする仕組みになっており、月額の支払額は変わりません。またその頃には「新しいSoftBank Airの端末に乗りかえた方が、月額も安く、回線スピードも速いためオススメです」という営業電話もかかってくるようになります。

残債があるからSoftBank Airから変更しにくい仕組み。
3. 実質的な月額料金がほぼ同じ
月額の支払額に大きな差はありません。
下表は、両社の基本価格の比較です。
eo光 | SoftBank Air | |
---|---|---|
月額基本料金 | 5,133円 | 5,368円 |
ルーターレンタル | 105円 | ー |
端末 48回分割払 | ー | 1,485円 |
分割割(48回分) | ー | ▲1,485円 |
合計 | 5,238円 | 5,368円 |
eo光はキャンペーンが少なく、毎月同じ金額です。
しかし、SoftBank Airは使用期間によりだいぶ価格に偏りが出ます。
SoftBank Air | |
---|---|
初月 | 0円 |
2ヶ月〜3ヶ月目 (めちゃ特割適用) | 1,485円 |
4ヶ月目〜24ヶ月目 (最大にねんサポートキャンペーン適用) | 4,950円 |
25ヶ月目〜48ヶ月目 | 5,368円 (48ヶ月前に解約だと端末の残債支払必要) |
49ヶ月目以降 | 5,368円 |
めちゃ特割で3ヶ月総額16,104円、最大にねんサポートキャンペーンは2年総額10,032円の割引を受けることができます。
残債を含めて、4年以上使うことが確定している場合は、お得だと言えます。

SoftBank Airの解約阻止の狙いを消費者側も理解することが大切。

4.工事が不要
eo光限定のマンションは、各部屋にLANコネクタの差し込み口があらかじめ用意されています。
そのため、レンタルルーターにLANケーブルを差し込むだけでネットが使えるマンションがほとんどです。

eo光のデメリット:知っておくべき3つの注意点
1. 携帯電話セット割の魅力が限定的
eo光はau・UQモバイルとのセット割がありますが、実用性には疑問があります。
セット割の条件と問題点:
- au・UQモバイル利用で月1,100円割引
- ただし、eo光電話(月286円)への加入が必須
- povo2.0は対象外
- 固定電話を使わない世帯には無駄なコスト
私は「SoftBank Air」と「Y!mobile」のセット割(1,188円引)を使っていましたが条件は非常に緩かったです。
eo光だと、eo光電話(月286円)への加入が必須で固定電話を使わないのに、割引のためだけに286円の月額料金を払うのは本末転倒だと感じます。
2. 初月からの大幅割引がない
SoftBank Airのような派手なキャンペーンはありません。eo光のキャンペーンは以下程度です:
- 電子マネー(もしくは商品券)3,000円分プレゼント
- 工事費無料キャンペーン
- 他社違約金15,000円まで負担(ただし、端末残債は対象外)
3. マンション管理会社指定のプランのみ
eo光限定マンションでは、管理会社が設定したプラン以外は選択できません。個人でより安いプランを選んだり、オプションを自由に選択したりすることはできないため、ある程度の制約があります。

SoftBank光に問い合わせたけどNGだった……
一方で、非常に安価なプランで速度の速い物件もあり、その場合はとてもお得にネットを使うことができます。

まとめ
SoftBank Air7年間の実体験を通じて、eo光をオススメする理由は以下の通りです。
速度の安定性: 時間帯による速度変動がほとんどなく、常に快適にインターネットを利用できます。特に夜間の混雑時の速度低下がないのは大きなメリットです。
上り速度の優位性: テレワークやオンライン会議が当たり前になった現在、上り速度の重要性は高まっています。eo光なら安定して30Mbps以上の上り速度が確保できます。
解約リスクの低さ: 1年以内の解約でも1ヶ月分の料金のみで済むため、万が一の状況変化にも対応できます。逆に SoftBank Airは解約させないための仕組みが巧妙で、一度契約すると解約することが難しくなります。
総合コストパフォーマンス: 月額料金はほぼ同じでありながら、通信品質と解約リスクを考慮すると、eo光の方が圧倒的にコストパフォーマンスが優れています。
関西のeo光限定マンションにお住まいで、安定したインターネット環境を求めるなら、eo光を選択することを強くおすすめします。
私のように7年間遠回りをする前に、最初からeo光を選択しておけばよかったと心から思います。
インターネット回線選びで失敗したくない方は、この実体験レビューを参考に、ぜひeo光を検討してみてください。
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