オーダースーツ専門店に興味はあるが服に詳しくないので入っていいのか迷う
価格の見当がつかず、色々なオプションで結局高い買い物にならないか不安
最近は洋服の青山などの量販店でもオーダースーツを扱うようになっていますが、オーダーメイド専門店でスーツを作ったことのある人は案外少ないように思います。
私は、歴史あるオーダメイド専門店で仕事で着るスーツやプライベートで使うジャケットを何着も作ってもらっていました。
この記事では、服に全く詳しくない私でも、オーダーを試してみると楽しい体験ができたことを紹介します。
この記事を読めば、敷居の高いと思ったオーダースーツの専門店が、少し身近な存在になると思います。
- お店の人と2時間程度お話をしながら決めていく作業は贅沢！
- 自分で決めることで愛着のある服になる！
オーダースーツ専門店で注文をする流れ
- 電話で予約
- カウンセリング 30分〜60分
- 生地・ボタン・裏地・デザイン選択 60分ぐらい
- 採寸 30分ぐらい
- 引き渡し 3、４週間ぐらい
2.カウンセリング
どんなスーツを作りたいのか？どんなシーンをイメージしているのかなどをフィッターの方とお話をします。
私は全くイメージがない状態で行ったのですが、フィッターの方がうまく引き出してくれるので、自然に方向性が決まるように思います。
楽しくて贅沢な時間！
3.生地・ボタン・裏地選び・デザイン選択
オーダーの醍醐味です。
フィッターの方がうまく誘導してくれながら、自分が納得する組合せを選んでいきます。
他の人があまり気にしていなくても、ちょっとしたこだわりがあると毎日が楽しくなるものです。
価格は生地やオプションなどで変わりますが、私の場合は大体７、8万円になることが多かったです。
ズボンを2本にしたり、ベストをつけるのも自由！
4.採寸
スーツはサイズ感が一番大事なんだろうな、と全く素人の私でも着てみると感じます。
腕の長さなど体は皆違います。
フィッターの方が正確に採寸するのはもちろんのこと、その人が最も良く見えるように調整をしてくれます。
1回作れば、カルテを作ってくれるのでサイズはもちろん、前回はこんな作りだったから今回はこうしようか？とますます楽しくなってきます。
自分で選んだものは愛着が湧く。
自分で選べること
オーダースーツ専門店では、本当に色々な選択肢があります。
生地
生地の産地・ブランドはイギリス、イタリア、国産などで特徴も違えば、糸の細さ、色・柄など着るシチュエーション、自分の持っているスーツとの兼ね合いなどから選びます。
ボタンホールの色
ボタンホールの色を自由に選ぶことができます。
見ている人がいるかどうか分かりませんが、ちょっとしたこだわりでスーツを着るのが楽しくなります。
裾は本開きといってボタンを外してシャツみたいに開くことができます。（実際に開けることはありません）
ちょっとした遊び心で毎日が楽しくなります。
裏地
使うシチュエーションによっては大胆な色も！
他にも、ボタンの数や基本の型などたくさん選択肢はありますが、使うシチュエーションやトレンドなどからフィッターの方がいい具合に導いてくれます。
注意点
私は、創業87年のオーダーメイド専門店 ゑみや洋服店（神戸市）で仕事で着るスーツやプライベートで使うジャケットを何着も作ってもらっていました。
転勤があって違うオーダーメイド専門店に行ってみましたが、その店ではかける時間は3分の１ぐらいで、選べる項目も大分少なかったです。
お店によって特徴に大分違いがあると思います。
まとめ
オーダーメイド専門店でスーツを作ると、カウンセリングから採寸まで2時間はかかるし、そこから作り始めるので出来上がりも3、4週間待たなければなりません。
ほとんどストレッチの効いていない生地が主力なので、もっと機能的なスーツも既製品でたくさんあると思います。
価格は概ね5万から10万で作れますが、安い買い物ではありません。
しかし、フィッターの方とお話をすることも贅沢な時間ですし、自分が選んだ自分にぴったり合ったスーツを着るワクワク感を感じることを考えると、選択肢の一つとしていい買い物と思います。
