ChatGPTを使って、仕事や副業を楽にしたいのに何を参考にすればいいのか分からなくて悩んでいませんか?
実は「ChatGPT 使い方」でググっても、実務に使えるような情報はヒットしません。
こんな時にChatGPTを体系的に解説しているサイト「Ainova」が参考になります。
私はChatGPTを触ったことがある程度で、仕事や副業でアウトプットにつながる使い方に関しては完全に初心者です。
この記事を書いている時点で有料版ChatGPTの使用歴は7日です。
こんな私でも「Ainova」を参考にして、ChatGPTがある程度実務に使えるようになりました。
この記事では、ChatGPT初心者が7日間である程度使えるようになった体験とおすすめの学び方を紹介します。
Ainovaを紹介するに至った経緯
私が運営しているブログに1通のメールが届きました。
ChatGPTなどの生成AIの情報サイト「Ainova」をブログで紹介しませんか?との内容。
私は「AInova」というメディアは知らなかったけれど、このメールが来る1週間前からChatGPTの新サービスChatGPT 4V(ヴィジョン)が気になっていたところでした。
どうやら、画像やエクセルなどのファイルをChatGPTに読み込んで、分析から画像生成まで今までは考えられないようなことが簡単にできる。
とんでもなく凄そうだということは、なんとなく知っていました。
そこで「Ainova」サイトの中身を見ると、自分が知りたかった最新情報が体系的にまとまっていて分かりやすい。
課金するか迷っていたChatGPT Plusに月20ドル(3,000円程度)支払って「Ainova」を参考にChatGPTを使った記事を書くことになりました。
初心者向け おすすめ記事
ChatGPTをこれから使ってみよう、という人におすすめの記事を紹介します。
【今日から始めるChatGPT】料金や活用方法、日本語での利用法などを徹底的に解説
ChatGPTの全体像がわかる記事です。
ChatGPTで出来ること、有料と無料の違い、ブラウザ版とアプリ版の違い、他のAIの紹介など広く浅く知ることができます。
ChatGPTのイメージがつかめていない人におすすめの記事です。
OpenAIが推奨!ChatGPTを最大限活用するためのプロンプトの7つのコツ
「ChatGPTって全然使えないような答えしか返してくれなくて大したことない」そんなことを思ったことはありませんか?
その場合の原因はプロンプトがちゃんと書けていないことです。
プロンプトとは、ChatGPTに与える指示。
この指示を改善すると、劇的に精度の高い回答をしてくれるようになります。
プロンプトは超重要なので、YouTubeでもたくさん紹介されていますが、Ainovaの特徴は、ChatGPTを作ったOpenAI公式サイトで掲載されているプロンプトのコツを分かりやすく解説していること。
OpenAI自身が出典元だと安心・確実。
この記事ではプロンプトのコツを7つ紹介されています。
このサイトを定期的に見直しながら、ChatGPTを触っていれば精度の高い回答が常に得られるようになります。
基本に戻ることが大切。
ChatGPTは進化がとてつもなく早いので、ほとんどの内容は時代遅れの情報になってしまいます。
きっとこのプロンプトのコツも部分的には変わると思いますが考え方は普遍的。
これからもっと革新的なことが起きても押さえておくべき基本が書かれています。
中級者向け おすすめ記事
仕事や副業でしっかり使いたい人向けの記事です。
ChatGPTは無料でも使えますが、仕事や副業で使うなら1ヶ月20ドル(3,000円程度)を払ってもChatGPT Plusがおすすめです。
回答の精度が格段に上がるのはもちろんですが、「中級者向け」以降に紹介する全ての記事内容は課金をしないと使えません。
実は私も課金をしてまだ7日しか経っていないのですが、無料版と出来ることに差がありすぎて驚愕と感動をしています。
私は3,000円払ってもこれは安い!と確信しています。
生産性が10倍上がるおすすめのChatGPTプラグイン
ChatGPTはプラグインを使えるようになって、劇的に出来ることが増えました。
プラグインを使うことで、下記のようなことができるようになります。
- URLから記事の内容を要約、翻訳、複数サイトの比較
- PDFから情報を抽出
- 様々なWebアプリケーション間で自動化
- 図や表の作成
- 数学的な計算、データ分析、情報検索
- 食べログからレストランを探す
上記のできることは、ほんの一部に過ぎません。
プラグインの数はおよそ1,000種類にのぼります。(2023年11月4日時点)
私もChatGPT Plusに課金して最初にやったことは、Ainovaで紹介されているプラグインを落とすことでした。
私自身はまだ使いこなせていませんが、適切に使いこなせれば飛躍的に仕事や副業がはかどるはずです。
ゼロから始めるChatGPT「AdvancedData Analysis(旧CodeInterpreter)」-始め方や使い方・料金を徹底解説
私がChatGPTで仕事、副業に一番使えると思ったのが「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」です。
従来のChatGPTは文字で質問をしたら文字で返すのみでしたが、ファイルのやり取りができるようになりました。
今までのChatGPTとは、使い方が一変する革新的なアップデートです。
例えば、エクセルをアップロードして分析してグラフをつけて分析をしてくれる、なんてことができるようになりました。
課金額は同じで、どんどんできることが増えてる。
日本語でやってほしいことを書くと、裏側でPythonのコードを実行させてあらゆることを実行してくれます。
具体的にはこんなことができます。
できること | 詳細 |
---|---|
データ分析 | データを読み取って分析 データからグラフ作成 |
作成 | 画像加工 動画加工 QRコード作成 パワーポイントの土台作成 |
プログラミングコードを生成、直接編集 | コーディングは今までもできていたが、実行までしてくれる。確実に動くコードを提供。 |
計算 | ChatGPTが苦手な計算もPythonで計算可能 |
「Advanced Data Analysis」すご過ぎ!
「Ainova」で一番面白かった記事です。
上級者向け おすすめ記事
ChatGPTはプログラミングを知らなくても、日本語で質問するだけで、勝手にプログラムが動いて相当すごいことができます。
しかし、プログラミングが分かる人が使えば、飛躍的に生産性が上がります。
私は、プログラミングはほとんどできませんが、数年前に必要に迫られてエクセルVBAを少しだけ、かじったことがあります。
私ごときのちょっとだけプログラムを知っているレベルでも、やって欲しいことをコードに書いたり、修正してもらったりが信じられないスピードで正確にやってくれることを実感できます。
3年前に書いたコードを一瞬で修正、使いやすくなった。感動!
ChatGPTの「Code interpreter」を使って、プログラミングの生産性を爆上げる方法
実は以前からChatGPTでコーディング(コードを作ること)ができていました。
しかし、実際にアプリ内で実行するとエラーが出ることが多くありました。
「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」ではChatGPT上で実行までしてくれるため確実に実行するコードを生成してくれます。
リファクタリング(コードをキレイに整理すること)、エラーの原因特定や修正も得意で、エンジニアの人は爆発的に生産性が上がるはずです。
ChatGPTの効率的な学び方
ChatGPTは使い方次第で、生産性に相当の差が出てきます。
ChatGPTを使って7日間経過した私が思う効率的に学ぶコツは以下の3点です。
- まずは1つの情報源を一通り読んで実際に試す
- これだ!と思った内容を色々なメディアから横断的に仕入れて試す
- 仕事や副業でアウトプットする
①まず1つの情報源を一通り見て実際に試す
まずは全体像を知るために1つの情報源を一通り見ることをおすすめします。
理由は2点あります。
①体系的に学ぶことができ、②全体像を把握することができるからです。
全体像を知ることで、興味のあることや仕事や副業のどんなところで使えば効果的なのかを知ることができます。
私は「Ainova」を一通り読みました。
Ainovaがいいと思ったポイントは以下の3点です。
- 最新の情報がちょうどいい詳しさで掲載
- 他のサイトの記事や動画も紹介されている
- 広告がない
①最新の情報がちょうどいい詳しさで掲載
ちょうど良い情報量でまとまっていて読みやすい。
AIの分野は1、2週間で情報が古くなりますが、新しい情報をしっかり更新しています。
②他のサイトの記事や動画も紹介されている
普通、記事の中に他の人が書いている記事や動画のリンクはつけたくないものです。
なぜなら、自分のサイトから離脱されるおそれが高いから。
しかし、読者にしてみれば誰が書いていようが、一番分かりやすい記事や動画を紹介してくれていた方がいいに決まっています。
「Ainova」では他の人が書いたサイトや動画を必要に応じて結構載せています。
中田敦彦のYouTube大学もリンクされてた。
「Ainova」はここが他のサイトと違うな、と思ったところです。
③広告がなく、邪魔されずに情報を得られる
サイトを開いてポップアップ広告が出てくるとイラッとしませんか?
「Ainova」は広告が出てきません。(2023年11月4日現在)
他のメディア
Webサイトでは「Ainova」の他には「ChatGPTの学校」や「ChatGPT研究所」もよくまとまっていて分かりやすいと思いました。
全体像を知るには動画の方がとっつきやすい人もいると思います。
そんな人は次で紹介するYouTubeチャンネルを最初に見るのもおすすめです。
②これだ!と思った内容をさまざまなメディアから横断的に仕入れて試す
①で興味のあることや生産性が上がりそうなことをやってみて、これだ!と思ったことの内容をさまざまなメディアから横断的に仕入れて試します。
私がこれだ!と思った内容は、「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」。
使ったメディアは、YouTube・Webサイト・Kindle本でした。
私の場合は「ChatGPT CodeInterpreter」で検索して片っ端からWebサイトやYouTubeをみていきました。
具体的にはこんなメディアを参考にしました。
【YouTube】WEB職TV
「ウェブ職TV」は日本一ブログの書き方を解説しているYouTubeです。
ChatGPTを専門に解説しているわけではありませんが、AIの新情報のスピード、ボリューム、分かりやすさはピカイチ。
ブログを書いている人に特におすすめ。
【YouTube】KEITO【AI&WEB ch】
「KEITO【AI&WEB ch】」はAIを専門に解説しているYouTube。
中には、この活用術はすごいと思うけど実務でこれは使わない、と思う部分が入ることもありますが、ボリュームが多くてたくさんのことが学べる。
話し方に癖がなくて頭に入ってきやすいのもポイント。
具体的な活用例も多く紹介してくれている。
【YouTube】AI部
2人で掛け合いをしながら解説してくれて、聞きやすくて面白い。
具体的な活用事例も多く、実践ですぐ使える。
【Kindle本】ChatGPTパソコン仕事を丸投げする自動化術:コードインタープリター/たてばやし淳
ChatGPTの本は本屋さんでもたくさんありますが、まず第1歩としてはKindle本をおすすめします。
なぜなら、Chat GPTなどAIの進化のスピードはとてつもなく早い。
1、2週間前にできなかったことが、普通にできるようになっているのが当たり前の世界。
紙の本は出版までにかなりの時間を必要とします。
紙の本は普遍的なことを深く学ぶにはいいですが、出版された時には時代遅れになっていることも多い。
その点、Kindle本は比較的新しい情報もしっかりアップされています。
特にKindle Unlimited(月980円で読み放題)でChat GPTの本がたくさんアップされています。
著者のたてばやし淳さんは、エクセルVBAで有名な方です。
紙の本やYouTubeも出していて私もかなりお世話になりました。
この本は最新の情報もしっかり入った上で、分かりやすく体系的に書かれていておすすめです。
③仕事や副業でアウトプットをする
得た知識を自分のものにするためには、実際に仕事や副業でアウトプットするのが近道です。
イメージ的にはインプット2に対してアウトプット8の感覚。
理由は2つあります。
一つ目は、アウトプットを前提すればインプットの精度が格段に上がること。
二つ目は、実際に試してみて、うまくいかないことを経験した上で調べたり自分の頭で考えることで本当に身につく。
私がChatGPTでこの7日間で実際に仕事や副業でアウトプットしたのはこのようなことです。
エクセルVBAを普段のちょっとした業務で使えるようになった
実はセルに式を入れるだけの超簡単なコードです。
こんなことは、マウスとエンターで簡単できることです。
しかし、ある程度の数のファイルで同じ計算式を入れる必要があったので地味に面倒。
そんな場合も、コードをショートカットで貼り付ければ一瞬で終わりです。
今までは、ちょっとしたことでコードを書くぐらいなら力技の方が早いと思っていましたが、ChatGPTを使えばコードを書くのも一瞬。
仕事のやり方が変わりました。
以前に書いたエクセルVBAコードの修正
だいぶ前に書いたかなり未熟なコードを、使いやすく改良してくれました。
すでに書いているコードを参照させて指示を出せば、一瞬で解決しました。
私のように、ちょっと知っているぐらいの初心者は少しだけコードを変えるだけで相当時間がかかります。
かなりの時短になりました。
ブログの画像生成
実はこのブログのサムネイルもChatGPTの「DALL·E(ダリ)3」で作っています。
DALL-E3も課金をしたらデフォルトで使えます。
普通の日本語で指示をすると、かなりイメージに近いものを出してくれます。
あまりの簡単さと完成度にびっくり!
ブログのペルソナ特定とイメージ動画
マーケティングでは「ペルソナ」という考え方があります。
老若男女全ての人に受け入れられるようなサービスは、誰にも刺さらない結果になります。
それよりも、具体的な年齢、家族構成、ライフスタイル、困っていることなどを具体的にイメージした人物像を数名用意して、その人に向けたサービスを考えた方が確実に刺さるサービスになります。
今回、ChatGPTの記事を書くにあたって、ペルソナをChatGPTで生成してもらい、その内容をCanvaのMagic Mediaにコピー&ペーストして動画を作ってもらいました。
10分ぐらいで動画まで作れた、凄すぎる。
画像内の英語を翻訳
英語の画像をChatGPTにアップロードして日本語に翻訳して、と指示を出したら、画像の英語を認識してそれが完璧に翻訳されました。
こんなことが実は助かる。
原稿の誤字・脱字チェック、アドバイス
ChatGPTに「文章の誤字脱字をチェックして」と指示すると完璧にチェックしてくれます。
ChatGPT場合、それだけにとどまりません。
頼んでもないのに「この文章はこんな言い回しにすればもっといい文章になりますよ」とアドバイスをしてくれます。
このブログも実はChatGPTからアドバイスをもらってかなり手直ししました。
X Analytics、GoogleAnalytics、Googleサーチコンソールの分析
SNS、ブログのデータをエクセルにエキスポートして、ChatGPTアップロード、分析をしてもらいました。
すごいな、と思ったのがうまくいかない場合でもChatGPT自身が試行錯誤して解決しようとしてくれるところ。
もちろん、分析はどの時間帯にアップしたものが反応がいいなど具体的な分析をしてくれました。
まとめ
ChatGPTをマスターするための厳選メディア7つと効率的な学び方について解説をしました。
おすすめのメディアは以下の7つ
- Webメディア「Ainova」
- Webメディア「ChatGPTの学校」
- Webメディア「ChatGPT研究所」
- YouTube「ウェブ職TV」
- YouTube「KEITO【AI&WEB ch】」
- YouTube「AI部」
- Kindle本「ChatGPTパソコン仕事を丸投げする自動化術:コードインタープリター/たてばやし淳」
Googleで「ChatGPT 使い方」を検索すると長期でGoogleに評価されているサイトが上位にきます。
とんでもなく進化が早いAIのことを分かりやすく書いたサイトが必ずしも上位に来るとは限りません。
その点、上記の7メディアは内容が網羅的で、かつ分かりやすいためおすすめです。
私が思う効率的な学び方は、アウトプットを意識することです。
WebサイトやYouTube書かれていることをどんどん試しながら、うまくいかなかったらどうすればいいかを調べたり、自分の頭で考えることで身につくと考えています。
私がChatGPTに課金してからの7日間は、驚きと感動の連続でした。
私はそれほどITに詳しくないし、飲み込みもかなり悪い方です。
それでも7日間で、ある程度仕事や副業で使えるようになっています。
今はネットやYouTubeから無料でいくらでも学べます。
才能がなくてもAIを適切に使えるかどうかで、才能のある人より良いアウトプットができる時代です。
ChatGPTはここ数ヶ月でブレークスルーと言えるほどの進化を見せており、その可能性は計り知れません。
ChatGPTを学ぶべきはまさに今です。