- PDFの誤字を修正したいけど元データなくて修正できない
- 配布されたPDFの内容を少し変えて使いたい
- 大量の紙書類の転記作業が地獄のように面倒
PDFでちょっとした修正ができずにモヤモヤすることもあるのではないでしょうか?
この記事では、PDF編集ソフト「Tenorshare PDNob」の編集機能に絞って、使い方と具体的な活用例をご紹介します。
私は実際の仕事の中でPDF編集ソフトを使って、いかに業務が楽になるかを考え続けてきたので、実戦的な使い方と活用例を解説ができます。
これを読めば、取り扱いにくいPDFがまるでWordのように修正できるようになり、PDFに関する悩みが一気に解決します。
PDNob編集機能の特徴
- 初心者でも迷わずに操作できる。
- 無料で使える範囲が広い(85%の機能が使える)
- 1アカウントでWindows・Macをシームレスに使える。
- 買い切り、年間サブスク、月間サブスクで競合ソフトより安い。
PDF編集ソフト Tenorshare PDNobとは?
PDFは編集できないという誤解
多くの人がPDFは閲覧専用のフォーマットだと思い込んでいますが、これは大きな誤解です。
編集が容易なフォーマットではありませんが、決して編集できない訳ではありません。
ただし、専用ソフトがないとPDFの内容を変更できないのも事実。
そこで登場するのが、コスパの良いPDF編集ソフト「PDNob」です。
PDNobでできること

PDNobはPDFに関わる多様な機能を備えています。
この記事では、この中から「PDF編集」に絞って使い方と活用法を解説します。
主要機能一覧:
- PDF編集:テキスト修正・追加、ページのトリミング
- OCR機能:画像やスキャンPDF・スクリーンショットから文字認識
- PDF作成・変換:Word ・ Excel ・ 画像ファイルとの相互変換
- 注釈機能:マーカー、コメントなどの赤入れ
- 結合・分割:複数ファイルをまとめる 、必要部分だけ抜粋
- 圧縮:ファイルサイズを削減して共有を便利に
- AI機能:PDFの内容に質問、要約、翻訳、文章生成など
PDNob 編集機能の使い方
既存のテキストの編集
「PDFの書類で誤字が見つかったけど元データがない」そんな辛い経験がある方も多いのではないでしょうか?
通常だと修正できないPDFも「PDNob」を使えばWordで編集をするように修正することができます。
「編集」タブをクリックして編集できる状態にする

編集タブをクリックすると、PDF内のテキスト部分がテキストボックスとして表示され、選択できるようになります。
さらに、図形や画像も同じように選択できるようになります。
この状態になれば、既存のテキストを直接打ち直したり、図形を移動・修正したりと、Wordのような感覚で編集が可能です。

デフォルトでは、テキストボックスと図形の両方を選択できる状態になります。
そのため、テキストと図形が混在している書類では、誤って図形を動かしてしまうこともあります。
そんなときには「テキストを編集」を選択しておくのがおすすめです。テキストだけが選択対象になるので、長時間の修正作業でも余計なミスを防ぐことができます。
テキストボックス上で修正する

PDF内のテキストは自動的に適切なまとまりごとにテキストボックス化されます。
あとは、WordやPowerPointのように修正したい部分をクリックして内容を打ち替えるだけです。

テキストのフォント、大きさ、下線、取り消し線、太字などの装飾も自由自在です。
新たにテキストを追加

必要に応じて、新しいテキストボックスを任意の位置に配置して文字を入力できます。
契約書の末尾に署名欄を追加したり、図表の下に補足説明を入れるといった用途に活用できます。

既存の図形を編集

画像を選択すると「サイズ変更」「向きの変更」「反転」「前面・背面への移動」「置換」などの操作が可能です。
たとえば、社内資料のロゴを差し替えたり、図をレイアウトし直したりといった編集が思い通りにできます。
新たに画像を追加

「画像を追加」をクリックし、PCに保存している図形やイラストを選択すれば、任意の場所に配置できます。
たとえば、会社のロゴを入れたり、矢印やアイコンを加えて資料をわかりやすくすることが可能です。

リンク挿入・修正

PDFの任意の場所にリンクを設置できます。
「WebサイトのURLを開く」「PDF内の指定ページにジャンプ」「外部ファイルを開く」といった設定が可能です。
たとえば、マニュアルから公式サイトに誘導したり、契約書で関連資料を開かせたりするのに役立ちます。

透かし

PDFの各ページの同じ場所に「社外秘」や「社内配布用」といった文字を配置できます。
透明度を25%前後に設定しておけば、本文は読みやすいまま、第三者への不用意な流出を防ぐ効果があります。
会議資料や契約書の管理に有効です。
背景

ページ全体の背景色を変更することができます。
重要なページを目立たせたり、長時間読むときに目の負担を軽減したりする効果があります。
ヘッダーとフッター

全ページの同じ場所に「社外秘」「未承認」「作成日」といった文字を一括で挿入できます。
書類管理や配布時の情報区分を明示できるので、セキュリティ対策やバージョン管理に役立ちます。
ページの番号振り

指定した場所にページ番号を自動で挿入できます。
大量の資料や契約書でも、ページ順が一目でわかるようになります。
ページをトリミング

「ページをトリミング」とは、PDFの特定の場所を切り取る機能です。
一見地味に思えるかもしれませんが、実務では大幅な業務改善につながる可能性があります。
特に「大量の紙書類から必要なデータを抜き出す」作業を自動化できるのが大きな強みです。
次の章では、その具体的な活用事例をご紹介します。
事例:大量の紙書類からデータを抜き出す
大量の紙の書類から特定の文字や数字を抜き出す作業は、仕事の現場でよくあるケースです。
- チェック表から記録された「時間」だけを抜き出してExcelにまとめる
- 納品書から「納品先の住所」だけを一覧化する
こうした作業をすべて手作業で転記していては、とても時間がかかる上に、入力ミスの原因にもなります。
PDNobの「ページをトリミング」機能を使えば、必要な部分だけを自動で切り出してデータ化できるので、業務効率が大幅に向上します。
紙の万博チケットIDをメモしておく必要
2025年の社内旅行で大阪万博に行くことになりました。
団体チケットは、旅行会社から紙で配付されました。
各人がパビリオンの予約を行うため事前に各人へ配布しますが、当日チケットを忘れてしまう人のバックアップ用に、50枚分のチケットIDを控えておく必要が出てきました。
しかし、チケットIDは10桁の英数字。
これをすべて手作業で転記するのは面倒なうえ、転記ミスのリスクも高まります。

そこで役立つのが PDNob。
「ページのトリミング」「OCR機能」「Excelに変換」を駆使すれば、チケットIDを自動でデジタル化して一覧化でき、作業時間を大幅に削減できる上、転記ミスもゼロにできます。

紙のチケットをスキャナでPDFにする
まず、紙のチケットはスキャナでPDF化します。
チケットIDの部分だけをトリミングする

チケットIDの部分だけをトリミングします。
必要な部分だけをトリミングすれば、余分な情報を省いて必要なデータだけを抽出できます。
特に便利なのは、50枚のチケット全てで同じ位置を一括して切り取れる点です。
これにより、チケットごとにID欄だけを正確に抜き出し、OCRで認識させる準備が一気に整います。
チケットIDをOCR処理する

スキャナで取り込んだPDFは、実際には文字ではなく画像データとして保存されています。
そのままではチケットIDをコピーしたり、データとして抽出したりすることはできません。
そこで、OCR処理を行ってチケットIDを文字として認識させる必要があります。
「ホーム」または「ツール」タブから 「OCR」 を選択すれば、画像データをテキストとして扱えるようになり、Excelなどに転記して管理できるようになります。
Excelに変換する

PDFはそのままでは扱いづらいですが、Excelに変換することでデータとして自由に活用できます。
変換は「変換」タブからフォーマットを指定するだけで自動的に行われ、PDF内の情報がExcelファイルに変換されます。
これにより、チケットIDや住所などをリスト化したり、並べ替えや集計を行ったりと、業務に直結する形で利用できます。

今回は万博チケットを例に紹介しましたが、これはあくまで一例です。
納品書やチェック表などフォーマットが決まっている文書であれば、同じように特定の項目だけを抜き出してデータ化することができます。
量が多いほど効果が大きく、転記作業の負担を大幅に減らしミスを減らすことができます。
PDNobのおすすめポイント
直感的で初心者でも迷わず使える

PDNobの大きな特徴は、直感的に操作できるインターフェイスです。
マニュアルを細かく読まなくても「なんとなく触っているうちに編集できてしまう」シンプルさが魅力です。
一方で、同じPDF編集ソフトの代表格である Adobe Acrobat は、精度の高さや機能の多彩さでは群を抜いています。
ただしインターフェイスがやや複雑で、操作に慣れるまでには調べながら使う必要がある印象です。
1アカウントでWindowsとMac両方使える
1つのアカウントでWindowsとMacの両方に使うことができるのは、PDNobの大きな利点です。
仕事ではWindows、プライベートではMacを使うといった人でも、わざわざ両方のライセンスを買う必要がありません。
これは大きなコスト削減につながります。

PDFelementだとOSごとに購入が必要!
高精度OCR機能
OCRの精度が高く、紙文書をスムーズにデジタル化できる点は、PDNobの大きな強みです。
今回、実際に大阪万博の紙チケットをOCR処理しましたが、チケットIDを一文字も間違えることなく完璧に認識できました。
優れたコストパフォーマンス
価格 (買い切り) (税込) | 価格 (年間プラン) (税込) | 価格 (月間プラン) (税込) | 1アカウントでWindows・Mac 使用可否 | |
PDNob | 9,899円(キャンペーン価格8,599円※) | 5,399円/年 | 2,249円/月 | 両方使用可能 |
Adobe Acrobat Pro | 設定なし | 23,760円/年 | 3,380円/月 | 両方使用可能 (同時使用2台まで) |
PDFelement | 9,980円 | 7,280円/年 | 設定なし | 別々に購入必要 |
UPDF | 10,499円 | 6,239円/年 | 設定なし | 両方使用可能 |
EaseUS PDF Editor | 10,549円 | 5,990円/年 | 3,590円/月 | Windows版 のみリリース |
上図は代表的なPDF編集ソフトの一覧ですが、PDNobは価格と機能のバランスが非常に優れた製品です。
特に、買い切り・年間サブスク・月間サブスクの3種類すべてを用意しており、いずれのプランでも最安水準を実現しています。
さらに、1アカウントでWindowsとMacの両方に対応しているため、仕事でWindows、自宅でMacを使うといったユーザーにとって大きなメリットとなります。
充実した無料版
無料体験版 | プレミアム版 | |
---|---|---|
価格(買い切り) | 0円 | 9,899円 (キャンペーン価格 8,599円※) |
価格(年間プラン) | 0円 | 5,399円/年(税込) |
価格(月間プラン) | 0円 | 2,249円/月(税込) |
対応OS | Windows・Mac | Windows・Mac |
AI クレジット | 50 クレジット | 100 クレジット/月 |
AI 用にアップロード 可能なページ数 | 120 ページ/ファイル | 600 ページ/ファイル |
AI 用にアップロード 可能なファイルサイズ | 15 MB/ファイル | 2 GB/ファイル |
クラウドストレージ | 2 GB | 20 GB |
PDF編集 | 透かし付き | 全機能 |
PDF変換 | 週1回使用可能 | 全機能 |
OCR | 週1回使用可能 | 全機能 |
ページの並べ替え | 透かし付き | 全機能 |
ページのトリミング | 透かし付き | 全機能 |
ページの分割 | 透かし付き | 全機能 |
ページの圧縮 | 透かし付き | 全機能 |
PDF 暗号化 | 透かし付き | 全機能 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
無料版が充実しているのもPDNobの大きな魅力です。
基本機能の約85%以上が制限なく利用でき、編集機能・注釈機能はすべて無料で体験可能。
実務での使い勝手をしっかり確認できます。
「まずは無料で試してみる」というハードルが非常に低く、気軽にPDF編集を始められる点は他の有料ソフトと比べても大きな強みです。
まとめ
PDNobのPDF編集機能の特徴は、初心者にも分かりやすいインターフェイスと、必要な機能を高い精度で実行できる点にあります。
さらに、無料版でも基本機能の85%以上(高機能も含む)が制限なく試用可能であり、価格と機能のバランスが優れている点も見逃せません。
「PDFの誤字を直せず困った」「紙書類の転記に時間がかかる」といった経験がある方は、ぜひ一度PDNobを試してみてください。
無料で機能の85%が使用でき気軽に試せるからこそ、自分の業務や勉強にどれほど役立つかを実感できるでしょう。
今すぐPDNobを導入して、PDF編集の新しい世界を体験してみませんか?