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【実務で使える】Tenorshare PDNobでPDFページ整理の使い方と活用事例|生成AIとPDFの融合

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  • 配付されたスライドの一部だけ使いたい
  • 複数のPDFを1つのファイルにまとめたい
  • プレゼンの流れに合わせてPDFのページ順番を入れ替えたい

PDF資料を扱うと、こうした場面にしばしば出くわします。
しかし、PDFはそのままでは不要なページを削除したり、順番を並べ替えたりといった編集ができません。

そこで役立つのが PDNob のようなPDF編集ソフトです。
これを使えば、必要なページだけを抜き出したり、複数に分かれたPDFをひとつにまとめたりと、自由度の高い整理が可能になります。

この記事では、PDNobの「ページ整理」に絞って、基本機能と実務での活用方法 を解説します。
これを読めば、最低限の労力で必要なアウトプットができるようになります。

PDNobのページ整理でできること

PDNobのページ整理では以下のようなことができます。

機能内容
抽出複数のページから必要なページを抜き出す
ページをトリミングページ中の特定部分を切り取る。
数10枚のPDF全ての同じ場所の切り取り可能。
AIと組み合わせて大幅な業務改善可能。
挿入他のPDFを挿入する。
分割複数枚のPDFをファイル分割する。
メール送信など容量制限がある時に便利。
置換特定のページを別のファイルのページに置換。
回転指定したページを90度右もしくは左に回転。
ページ削除ページを削除する。
なごむ
なごむ

ページのトリミングをうまく使うと大幅な業務改善可能!

PDNob ページ整理の使い方

PDNobのページ整理について、基本的な使い方を解説します。

ページを選択

ページタブの一番左にある「ページ指定」は加工するページを指定する機能です。
数十ページあるPDFの場合「すべてのページ」「横向きページ」「偶数ページ」のように一瞬で必要なページを指定でき、業務効率と抜け防止に使えます。

【ページ選択の活用事例】

  • すべてのページ:大量のページの同じ場所をトリミンングする時に便利
  • 横向き・縦向きページ指定:本来とは違う向きでスキャンしてしまった場合に自動で補正できる
  • 偶数・奇数のページ指定:両面印刷で「表(奇数ページ)」「裏(偶数ページ)」が交互に入っているが、片方が不要の場合に一括削除する時に便利

抽出

ページの抽出は、たくさんあるページから必要なページだけを抜き出す機能です。
配付されたPDFのスライド資料で、「たくさんページはあるけど使いたいのはこのページだけ」ということはよくあることです。
必要なページだけ抽出して渡せば、相手は迷わず要点を確認でき、連絡や共有のスピードがぐんと上がります。

ページをトリミング

ページの特定の部分の切り取る機能が「ページをトリミング」です。
大量のページでも、各ページの同じ場所を切り取ることができます。

【活用事例】

  • 大量の請求書内にある住所と会社名を切り取って、宛名ラベルを一瞬で作成
  • 大量のチケットのチケットIDだけを抜き出してバックアップ用にエクセルに出力
  • 紙のアンケート用紙から回答を集計。

このトリミング機能は以下のツールと組み合わせることで、大幅な業務改善をすることができます。

  • OCR機能(PDNob)
  • ChatGPT、NotebookLM、Geminiなどの生成AI
  • Excel、Wordへの変換(PDNob)

OCR機能(PDNob)

紙の書類をスキャンしただけでは、文字を文字として認識されていません。
そのため、後述する生成AIへの活用やExcel等のファイル変換もうまくいきません。
文字を文字情報として認識できるようにする機能がPDNobに備わっているOCR機能です。

ChatGPT、NotebookLM、Geminiなどの生成AI

ChatGPT、NotebookLM、Geminiなどの生成AIは、ファイルをアップロードすることで業務効率が大幅に上がります。
しかし、どんなファイルでもアップロードできるかと言えば、うまく認識できないファイル形式も数多く存在します。
OCR処理されたPDFならかなりの精度で認識され、アップロードされたファイル情報を元に、手動だと膨大な時間がかかる作業を一瞬でこなしてくれます。
必要な部分だけをトリミングすることで、生成AIの出力精度が大幅に上がります。

Excel、Wordへの変換(PDNob)

PDNobにはPDFをExcelやWordに変換する機能があります。
必要箇所だけトリミングすることで、変換精度が大幅に上がります。

なごむ
なごむ

後述の活用事例で詳しく解説します!

挿入

他のPDFファイルを取り込む機能が「挿入」です。

まず、どの部分に別ファイルのPDFを挿入するかを決めます。

どのファイルを挿入するかを決めます。

複数のファイルが1つのファイルに統合されました。

分割

たくさんページがありすぎて、メールで送るには容量オーバーになる時に役立つのが「分割」です。
「ページ数毎」「ページサイズ毎」に自動で分割でき、手動で分ける手間と時間をかける必要がありません。

なごむ
なごむ

一般的に20MBがメール送付の上限です。

置換

置換とは、PDF内の特定のページを別のページに差し替える(置き換える)機能のことです。
削除してから、挿入するよりも少ない工数で入れ替えることができます。

回転

縦向きのページを横向きにしたい場合で説明します。

ページ選択で「縦向きページ」で縦向きページだけを自動選択できます。

縦向きページが選択された状態で、90度回転のボタンをクリックします。

横向きにすることができました。

削除

削除したいページを選択して、ゴミ箱マーク(削除)をクリックします。

【活用事例】50枚の請求書から宛名ラベル自動作成

50枚の請求書から住所を抜き出して宛名ラベルを一瞬で作る

PDNobのページ管理の活用事例として「50枚の請求書から住所と会社名を抜き出して宛名ラベルを作る」を解説します。
PDFの特定部分を切り取ることができる「ページ管理」と「生成AI」を組み合わせると、手動だとだいぶ時間がかかることが、一瞬で正確にできるようになります。

やりたいこと

やりたいことは、50枚のフォーマットが決まっている請求書の住所、会社名を抜き出して、宛名ラベルを作ることです。

なごむ
なごむ

フォーマットはレイアウトが完全に一致していないと使えないので注意。

すべてのページを選択する

50枚の請求書の全てのページを選択します。

住所と会社名の場所をトリミングする

住所と会社名の場所をトリミングします。

全てのページの同じ場所が切り取られ1ページに、会社名と住所だけのPDFが出来上がります。
紙からスキャンしたPDFはこの時点でOCR処理を行います。

住所、会社名だけのPDFファイルを保存します。

生成AIに宛名ラベルを作らせる

ChatGPT、NotebookLM、Geminiなどの生成AIに、住所と会社だけの情報にしたPDFをアップロードし「このPDFから請求書の一覧表を作って」と指示を出します。

AIがきれいな一覧表が出力されました。
その後、「住所、会社名の順番でA4サイズ、2×12で宛名ラベルを作って」と指示します。

すると、宛名ラベルも一瞬で作ることができました。

Excelに変換する

生成AIで出力するのも良いですが、シンプルにエクセルに出力をした方が汎用性が高い場合もあります。

変換タブから「エクセルに変換」をクリックします。

Excelに変換されました。

PDNobページ管理の特徴

直感的なドラッグ&ドロップ操作

ページの順番を変える時はドラッグ&ドロップで移動できます。
ページの選択なども直感的に行え、操作で迷うことがありません。

1アカウントでWindowsとMac両方使える

1つのアカウントでWindowsとMacの両方に使うことができるのは、PDNobの大きな利点です。
仕事ではWindows、プライベートではMacを使うといった人でも、わざわざ両方のライセンスを買う必要がありません。
これは大きなコスト削減につながります。

なごむ
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PDFelementだとOSごとに購入が必要!

無料でもページ整理可能

無料体験版プレミアム版
価格(買い切り)0円8,599円(税込)
価格(年間プラン)0円5,399円/年(税込)
価格(月間プラン)0円2,249円/月(税込)
対応OSWindows・MacWindows・Mac
AI クレジット50 クレジット100 クレジット/月
AI 用にアップロード
可能なページ数
120 ページ/ファイル600 ページ/ファイル
AI 用にアップロード
可能なファイルサイズ
15 MB/ファイル2 GB/ファイル
クラウドストレージ2 GB20 GB
PDF編集透かし付き全機能
PDF変換週1回使用可能全機能
OCR週1回使用可能全機能
ページの並べ替え×全機能
ページのトリミング透かし付き全機能
ページの分割透かし付き全機能
ページの圧縮透かし付き全機能
PDF 暗号化透かし付き全機能
タイトル詳細を見る詳細を見る

ページのトリミングやページ分割は無料版でも試すことができます。

コスパが良い

価格
(買い切り)
(税込)
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(年間プラン)
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(月間プラン)
(税込)
1アカウントでWindows・Mac
使用可否
PDNob9,899円(キャンペーン価格8,599円※)5,399円/年2,249円/月両方使用可能
Adobe
Acrobat Pro
設定なし23,760円/年3,380円/月両方使用可能
(同時使用2台まで)
PDFelement9,980円7,280円/年設定なし別々に購入必要
UPDF10,499円6,239円/年設定なし両方使用可能
EaseUS
PDF Editor
10,549円5,990円/年3,590円/月Windows版
のみリリース
※PDNobのキャンペーン価格は2025年10月9日まで。

上図は代表的なPDF編集ソフトの一覧ですが、PDNobは価格と機能のバランスが非常に優れた製品です。
特に、買い切り・年間サブスク・月間サブスクの3種類すべてを用意しており、いずれのプランでも最安水準を実現しています。
さらに、1アカウントでWindowsとMacの両方に対応しているため、仕事でWindows、自宅でMacを使うといったユーザーにとって大きなメリットとなります。

実務で効率大幅UP

無料版でも使える

まとめ

PDNobのページ整理について徹底解説をしました。
ページ整理というと、ページの順番を入れ替えたり、削除するだけの地味に機能に思う人も多いと思います。
しかしながら、ページ整理は生成AIを最大限利用するために、とても重要な機能です。
特にトリミング機能を使えば、数百枚もの請求書を一瞬で抜き出し、2次利用可能の資料を生成することが可能となります。

PDNobのページ整理を使って、時間のかかる作業を素早く、正確にできるようにしませんか?