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配布された資料がPDF形式のため、使いにくくて悩んでいませんか？
PDFを印刷して手書きをしたり、ワードに転記をしていては効率が悪くなって当然です。
私も同じような悩みを抱えていましたが、PDFエレメントに出会ってから大部分が解消されています。
この記事ではPDFエレメントの中でも最も使う「編集」機能について活用事例を豊富に用意して、実践的に使える内容になっています。
この記事を読めば、手書きや転記の手間がなくなって、もっと大切なことに時間を使うことができるようになります。
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PDFエレメントの「編集」でできること
PDFエレメントの編集でできることは以下の7項目です。
それぞれについて、解説をしていきます。
既存のテキストや画像を直接編集する
選択する対象を決める
編集する対象を「すべて」「テキスト」「画像」「リンク」から選ぶことができます。
デフォルトの「すべて」だと全ての内容を編集することができますが、目的でない対象が近接している時にはうまく選択できないことがあります。
テキスト」を選んでおけば、画像やリンクの上でクリックしても選択されないため、操作がやりやすくなります。
テキストを編集
編集したいテキストを選択して変更をすることができます。
右サイドのプロパティパネルから、フォント、大きさ、色なども自由に変更することができます。
【活用事例】PDFのテキストをコピペして使う方法
「メールでもらったPDF資料をワードにコピペしたい」そんな悩みを持ったことがある人は少なくないのではないでしょうか？
PDFエレメントの編集を使えば、テキストをコピーして簡単に貼り付けることができます。
【活用事例】スキャナで読み込んだPDFのテキストをコピペして使う方法
スキャナで読み込んだPDFのテキストは画像として認識されているので、文字を選択することができず、そのままではテキストの部分を選択することができません。
そんな時にはOCR機能を使います。
ツールバーの「ツール」から「OCR」を選択します。
「OCR」を実行することで、文字として認識されてコピペができるようになります。
AIアシスタントを活用してさらに便利に
画質の悪いスキャナで読み込んだPDFはOCR処理を行っても誤った文字で認識されることが頻発します。
例えば、メールアドレスをコピペしようと「‥‥gmail.com」をコピーすると「l（アルファベットのエル）」を「１（数字のイチ）」と認識して「gmai1（数字のイチ）.com」と認識されることが頻繁に起こります。
こんな時には、AIアシスタントを活用するのがおすすめです。
AIアシスタントから「AIチャット」を選び、「gmai1（数字のイチ）.comを適切に修正して」と入力すると、正しく補正をしてくれます。
また、かなり文字化けをしてしまった場合でも、以下のような指示文を出せばほとんどの場合でかなり高い精度で修正をしてくれます。
【プロンプトの例】
「以下の文章はOCRによって読み取られたもので、ところどころ文字認識に失敗しています。句読点や漢字、かなの誤り、意味が通らない部分を自然な日本語に直し、できる限り原文に近づけてください。」
画像を編集
編集したい画像を選択して、大きさや位置を変更することができます。
右サイドのプロパティパネルから透明度なども変更することができます。
リンクを編集
編集したいリンクを選択して編集することができます。
リンクはインターネットのリンク（URL）もしくはPDF内のページをリンク先に選ぶことができます。
テキストの追加
テキストを新規に追加する機能です。
編集からテキストをクリックして、PDFの任意の場所でクリックするとテキストボックスが現れ、ワードのようにテキストを入力することができます。
右サイドのプロパティパネルからフォント、色、大きさなどの細かい調整を行うことができます。
【活用事例】PDFで配布された書類にテキストを直接入力
PDFで配付された記入が必要な書類は印刷して、手書きで書き込んでいる人がほとんどだと思います。
PDFを印刷して手書きで書いて、それをスキャナで読み取ってPDFに直すという面倒だと思う作業に嫌気がさしてきますよね。
PDFエレメントなら、記入が必要な箇所に自由にテキストボックスを作って直接入力することができます。
これで、不要な作業時間を大きく削減しつつ、綺麗に書類を作ることができます。
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画像を追加・生成
画像を追加
あらかじめ保管している画像ファイルをPDFの任意の場所に配置することができます。
画像を生成
AIによってテキストから画像を生成する機能です。
PDFエレメントで生成できる画像のレベルは非常に高い。
特にアニメ系の画像は、スタイルを選択することで求めている画像を簡単に生成することができます。
【例】近未来の画像
「神秘的、未来的、仮想のベールを着けた女性、サイバーパンク」というプロンプトで生成された画像です。
【例】明るい雰囲気の画像
「カラフルなリュックを背負った楽しそうな子どもたちが光が差し込む学校までの並木道で遊んでいる。」というプロンプトで生成した画像です。
【例】硬い文面に挿入するアニメイラスト
官公庁の「デジタル田園都市国家構想」というかなり硬い内容の画像を作成しました。
硬い文章の中に、少し柔らかめのアニメ画像があればかなり印象が変わります。
質感が明るく、十分に仕事に使えるクオリティです。
PDF編集アプリの画像生成AIのレベルを完全に超えている！
画像を生成する方法は以下のとおりです。
作成したい画像のテキストで書く
作成したい画像の説明を書きます。割と簡単なものでもクオリティの高い画像を作ってくれます。
一度で精度の高い画像を求める場合には、AIアシスタントで「画像生成AIのプロンプトを考えて」と投げるといい感じのプロンプトが出来上がります。細かい部分を修正すると求める画像が生成されます。
画像サイズの選択
画像のレイアウトは下記から選ぶことができます。
- 4:3の縦長レイアウト
- 3:4の縦長レイアウト
- 1:1の正方形レイアウト
スタイルの選択
PDFエレメントでは、12ものスタイルから画像生成のスタイルを選ぶことができます。
簡単なプロンプトで、求める画像を生成することができます。
リンクを追加
PDF内に目的のサイトのURLや目的のページへのリンクを埋め込むことができます。
目的のサイト（URL）のリンクを追加
PDFの任意の場所に目的のサイトのリンク（URL)を追加することができます。
目的のページへのリンクを追加
PDF内の目的のページに移動するリンクを追加することができます。
まるで、Webページを読むように、ページ間を行き来することができます。
【活用事例】リンクを張った手書き用カレンダーを作成する
手書きノートアプリGoodnotesと組み合わせてリンク付きの手書きカレンダーを作ることができます。やり方は少し複雑ですが、リンク付きで便利なカレンダーが自作できます。
PDFエレメントに読み込みリンクの設定を行う
各月に移動するリンクをPDFに埋め込みます。
Goodnotesに読み込む
PDFをGoodnotesで読み込み、ページを自由に行き来できるリンク付きの手書きカレンダーが無料でできます。
2025年リンク付きカレンダー無料配布
今回作成した2025年のリンク付きカレンダーを無料配布します。
下記からダウンロードしてご自由にご利用ください。
オーディオ・動画を追加する
PDFの任意の場所で音声や動画ファイルを追加することができます。
透かし
透かしとは、「sample」や「複写」などのウォーターマークをPDFに表示させる機能です。
透明度などの設定も可能です。
ヘッダーとフッター・ページ番号の編集
全てのページのヘッダーやフッターにページ番号などを追加することができます。
まとめ
PDFエレメントの編集機能について解説しました。
機能が非常に充実したPDFエレメントの中でも編集はもっとも使用頻度が高く、うまく使えることで仕事の品質や効率が見違えるほど上がります。
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